一流ホテルのベッドです。本日もホテル業界の最新動向をお伝え致します。
■JWマリオット・ホテル奈良(奈良県奈良市)では「ブラック」をテーマにしたユニークなアフタヌーンブッフェ 「ブラック スイーツ パーティー」を提供している。
「ブラック」をテーマに、スイーツ、セイヴォリーともに黒づくしのメニューを25品、飲み物25種類を豪華なブッフェスタイルで提供する。メニューはすべて「ブラック」色で取り揃えており、前菜の「赤海老の大根ロール 昆布と柚子 オリーブオイルパウダー」や、「ブラックモンブラン」「漆黒のピスタチオムース」「黒いちじくのフィナンシェ」などの約25品のメインディッシュを、好きなだけ味わえるブッフェスタイルで提供。艶やかなブラックカラーは、黒豆や黒ゴマ、黒いちじくなど天然の素材で作り出しており、インパクトのある見かけでありながら、ヘルシーでユニークなメニューを取り揃えたという。また、お客の目の前で仕上げるライブステーションでは、「出来立てパリパリ黒ゴマブリュレ」を用意し、パティシエがバーナーで焼き上げ香ばしい黒ゴマの風味を引き立てて仕上げる。飲み物はJWマリオットのシンボルである想像上の生き物グリフィンを竹炭パウダーで表現した「グリフィンブラックセサミ」や、黒胡麻のペーストを用いた「黒ゴマオレ」、ノンアルコールジンとオリーブを用いで作った「ノンアルコールブラックマティーニ」などブラックをテーマにした25種類のドリンクをフリーフローで用意する。
■W大阪(大阪市中央区)3階の「LIVING ROOM(リビングルーム)」では「ハリー・ウィンストン」とのコラボアフタヌーンティーを提供している。
「ハリー・ウィンストン」は、1932年にニューヨークで創業。”キング・オブ・ダイヤモンド”、”スター達のジュエラー”と称され、世界中の人々を魅了し続けているハイジュエラーブランドのひとつ。そんな「ハリー・ウィンストン」とのコラボレーションのアフタヌーンティーのテーマは”Tea in the Winston Maze”。色とりどりのジュエルの花々が咲き誇る”ウィンストン・ガーデン”をイメージした、スペシャルなメニューの数々を堪能することができる。ウェルカムモクテルからはじまるアフタヌーンティーは、「柿のロースト アプリコットとピスタチオのヴェリーヌ」「マロンムース 洋梨のジュレ アーモンドのビスキュイ」などスイーツ6種、スコーン2種(「林檎とローズ」「無花果と金木犀」)、「鰆のタルタルと菊芋のチップス」「根セロリのクリーム 鱒とイクラのミニタルト」などのセイボリー5種というラインアップ。秋らしいメニューを含むボリューム満点のセット内容で、コーヒー&紅茶のフリーフロー付き。
■「一の湯」グループは、新感覚Vtuberアプリ「IRIAM」とのコラボイベント「IRIAMx一の湯 公式アンバサダーになろう!～湯めぐりライバースタンプラリー～」を開催している。
「一の湯」グループは、箱根に9施設の温泉旅館を展開している。同イベントは、「IRIAMのVtuberを代表して一の湯の公式アンバサダーになろう！」がコンセプトのイベント。イベント期間中に獲得したイベントポイントの総数でランキングを決定し、見事入賞を果たしたVtuberやVライバーは特典として、「公式アンバサダー」の就任、各施設に「等身大パネル」または「イラストパネル」の設置がされる。さらに、コラボ期間中は、3箇所以上でスタンプを集めると景品がもらえる、スタンプラリーも実施する。今回のコラボ施設は「塔ノ沢 一の湯本館」 「仙石原品の木一の湯」「箱根路開雲」 「仙石原ススキの原 一の湯」の4施設。「『IRIAM」では多くのVtuberやVライバーがキャラとして活躍し、その活動をリスナーが応援をしている。その個性は十人十色。そんなVtuberたちが、伝統ある温泉旅館の公式アンバサダーとして活躍する場所を提供するための企画として実施するという。
■水戸プラザホテル(茨城県水戸市)では、南仏発祥の化粧品ブランド「ロクシタン」と組んで、ブランドを象徴する「永久花」と呼ばれる「イモーテル」を主題にしたウエディングプランや宿泊、喫茶コーナーの商品を提供している。
イモーテルはコルシカ島などで栽培されるキク科の黄色い花。黄色を基調にした色合いで商品を提供する。プランの内容は、コラボレーション特別仕様のフラワーコーディネート、料理、ウエディングケーキ、カクテル、コラボ限定のオリジナルギフト-。特典は、ロクシタンの世界観を表した部屋の宿泊プレゼント。料金は60人、300万円から。ほかに、一般向けに同ホテル1階の「カフェ&バー プラザ」で同ブランドと組んだアフタヌーンティーセットや、特別仕様の部屋の宿泊を提供する。
■沿線全体をホテルに見立てる地域活性化プロジェクト「沿線まるごとホテル」の中核となる宿泊施設のブランド名が「Satologue」に決まり、同ブランド名のもと、レストランを開業、今年度中に客室を開業する。
「沿線まるごとホテル」は、JR東日本の駅舎や鉄道施設などを「ホテルのフロント」として活用、沿線集落の古民家(空き家)を「ホテルの客室」に改修し、地域住民が「ホテルのキャスト」となって接客・運営を行うというもの。「沿線」を「まるごと」楽しめる「ホテル」の世界観を構築し、新たな滞在型観光、マイクロツーリズムの創出を図るという。ブランド名「Satologue」は、Sato(里)とlogue(語り)を組み合わせた造語。「里とつむぐ、物語。」をタグラインとし、ホテルが立地する地域の歴史・文化・自然や、地域を想う人々の営みといった「里の物語」を、ホテルの空間やサービス、アクティビティの中で感じてもらい、その地域が宿泊客にとって「ふるさと」のような存在になって欲しいという意図を込めたという。
■タイ・バンコクに今夏、「西鉄ホテルクルームバンコクシーロム」が開業する。
「CROOM」ブランドの海外出店は初となる。タイ・バンコクのシーロム地区の中心部に位置し、BTS(高架鉄道)サラデーン駅から徒歩1分、MRT(地下鉄)シーロム駅から徒歩5分。周囲は日系企業が多数進出するタイ国内有数のビジネス街で、出張利用等が見込めるほか、繁華街にも近接していることから観光需要も見込む。8階建で、ダブルとツインをメインに6タイプ全172室の客室を予定。キッチンや洗濯乾燥機等を備えた客室(18室)も用意し、中長期の連泊需要にも対応するという。また、ダブルとステイルームはすべてワークスペースを設けたレイアウトになっている。地下1階の朝食会場は、朝食時間帯以外はラウンジとして利用できるほか、コンセントが利用できるカウンター席やテレビモニター付きのミーティングルームも設置しており、多目的に利用可能。2020年5月にはスクンビット地区に「ソラリア西鉄ホテルバンコク」を開業しており、今回の「CROOM」ブランドでの新規出店により、さらに顧客層の拡大を図る。
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