ベッドのマットレスは、定期的に前・後・裏・表などローテーションすると、より長持ちします。
大手ホテルの事例ですと、シーズン毎や半年毎程度にベッドメイク担当のかたがベッドメイキングの際にマットレスの向きを換えられるケースが多くなっています。
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↓ マットレスローテーションの動画 (ご参考) |
(上記の動画のマットレスは「ジョイント仕様」の為、片辺にマジックテープが付いています) |
海外(米国)にある、実際の大手ホテル客室のベッドを見てみましょう。
◇ロサンゼルス市内(ビバリーヒルズ)の某ホテル |
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← 画像ですと少し見えにくいですが、マットレスの角に貼ってあるラベルには、「KEEP THIS SIDE UP、APRIL、MAY、JUNE」と書いてあります。(英語・スペイン語表記)
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これは、「4月・5月・6月は、この面を上に」という意味で、マットレスのローテーションの目安にする為にこのラベルが貼ってあることがわかります。
ラベルは、マット上面の足元と頭側、そして裏面も同様に、計4箇所、貼ってあります。 |
◇サンフランシスコ市内の中心部にある某大手ホテル |
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← このラベルには、「このラベルが足元にくる様に、7月・8月・9月」(英語・スペイン語表記)と記載されています。
やはりマットレスのローテーションの目安のための表示です。
← ちなみに、ここのホテルのマットレスは「FIREBLOCKER (ファィヤブロッカー)仕様」ですね。
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◇ラスベガスにあるピラミッド型の某有名ホテル |
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← こちらは、オープン後、20年近く経っているホテルです。かなり使い込まれた感はありますが、マットレスのローテーションがちゃんとおこなわれているので、今でも物はしっかりしています。
ラベルにはやはり月名が入っています。「10月・11月12月」(英語・スペイン語表記)。
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上記の様に、実際の大手ホテルでは、ベッドの表・裏の頭元と足元それぞれ四カ所に「1〜3月」「4〜6月」・・などのラベルを独自で貼ってローテーションの目安にされているホテルが多くあります。(或いは、「春」「夏」「秋」「冬」などと貼る場合もあります。)
ご家庭では、そこまで正確にローテーションされる必要はないかもしれませんが、ただ、どんなベッドでも、長年使用されておられますと、どうしても同じ箇所に体圧がかかりがちですので、どんな丈夫なベッドでも、体圧のかかる箇所からヘタり易くなってきますので、定期的にローテーションして頂くことをおすすめします。
※では、こんな場合は・・・?
◇ジョイント仕様の場合
マットレスを「二本ジョイント」でお作りした場合でも、同様に、ローテーションは可能ですので、前・後・裏・表のローテーションを定期的におこなって下さい。(二本まとめて)
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◇ピローソフト「片面」仕様の場合
マットレスの表面には、「ピローソフト」という特別仕様が施されている場合があります。(マットレスの表面が二層に重なって見える部分のことです)
この「ピローソフト仕様」が、「片面仕様」の場合は、ピローソフト仕様の「有る面」と「無い面」、どちらの面でも寝て頂けます。二種類の寝心地がお楽しみ頂けます。
ただ、ことローテーションにつきましては、普段、どちらかお好きな方の面をお決めになられて、その面を上にされて寝ていらっしゃいます場合は、裏・表をひっくり返しますと、寝心地が少々変わってしまうことになります。
ピローソフト仕様が「両面仕様」の場合は問題ないのですが、「片面仕様」の場合は、裏返しにされますと寝心地が変わる為、ローテーションは、前・後のみということになります。
それでも、事前に「ピローソフト仕様」の寝心地にご不安がおありの場合や、「両面仕様」よりも「片面仕様」の方が若干お値段がお安いこと、二種類の寝心地で寝て頂けること等・・・「片面仕様」でご購入いただくお客様もかなり多くいらっしゃいますので、是非ご検討下さい。 |
ピローソフト仕様が「片面」の場合
↓
裏・表、2種類の寝心地 |
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