今、人気の和風インテリア!
外国人観光客の増加している昨今、これから旅館や民泊など、ちょっとした「和」の宿泊施設を運営されようとしているかたもいらっしゃると思います。(あるいは、ご家庭のインテリアに和の要素を取り入れたいと思っておられるかたも多いと思います。)
「インテリア」という概念は、どちらかというと西洋風というイメージで捉えがちですが、日本にも古来から独特のインテリアがありました。
和室インテリアは個性を出すのが難しい!?
ただ、西洋風のインテリアの場合、客室の中に入れるアイテムとしては、ベッド・マットレスや寝具の他、椅子(デスクチェアやアームチェア、スツール、オットマン等)、デスク(ライティングデスク、ティーテーブル、バゲージデスク)、チェスト、など々・・・たくさん考えられます。
一方、日本風の和室の旅館や宿坊等では、家具的なアイテムや備品は、座卓と座椅子以外、ほとんどありません。インテリアで個性を出すのが結構難しいのです。
寝具で独自性を出せる和室インテリア
そこで、独自性を出すには、お布団に掛ける「デュベ」(お布団)や、「ベッドスロー(ライナー)」などで変化を持たせることがインテリアの差別化としては、まずおすすめです。
通常、「デュベカバー」(お布団カバー)は、シーツ類と同様、旅館やホテルでは、清潔感の溢れる「白」系がほとんどです。
客室に入った際、デュベの色が最初に目に入りますが、デュベの白い面が多いと寝具が無表情になってしまいがちです。
デュベとベッドスローの組み合わせで
そこで、上に、和風の「ベッドスロー(ライナー)」を、まるで着物の帯の様に掛けてやります。
すると、濃淡のコントラストで、お布団がくっきりです!
ベッドスロー(ベッドライナーやフットスロー等とも呼びます)は、もともと西洋の発祥で、靴を履いた生活が中心の西洋の寝室で、靴を履いたままベッドの上に横になってもベッドカバーが汚れない様に、ベッドスローをベッドの下部に掛けるのですが、日本では、寝具のアクセントアイテムとして、お布団(デュベ)の上に掛けてやります。
ベッドスローは、その施設や客室のコンセプトを無言で表現するのに最適のアイテムですので、たとえば、海が近いリゾート施設では、マリン系のお色柄、京都や奈良などの古都では寺院や神社などをイメージするお色柄、都会の施設ではアーバンでシックなお色柄など・・・客室全体のイメージを物語るのにとても適しています。
さまざまなデザイン・お色柄でコンセプトを表現
たとえば、旅館や民泊や宿坊などに適している和風のベッドスローのお色柄は・・・??
まとめ
デュベ+ベッドスロー等で一式まとめると、こんなイメージになります。
工夫次第で、現代風の「和」の、カッコイイお部屋になりますよ。ぜひ皆さんも、旅館の和モダンルームや、ホテルの和洋室などのインテリアを参考に、自宅の寝室も色々とコーディネートしてみて下さい。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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