ビジネスホテルのベッドとは? エコノミーホテルやスマートホテルのマットレスや寝具について徹底解説

インテリア

皆さん、普段、旅行や出張等に行かれた際、どんなホテルに泊まられますか?

ビジネスホテルのベッドとは? ビジネスホテルのマットレスや寝具について徹底解説
出張の宿泊先は?

一口に「ホテル」と言っても、ホテルの中にも色々なカテゴリーがありますが、昔から日本では、比較的リーゾナブルなホテルのことを「ビジネスホテル」と呼んでいますよね。

本日は、ビジネスホテルと、そこに入っているベッド/マットレスについて、少し見てみたいと思います。

「ビジネスホテル」は日本語!?

実は、よく使っている「ビジネスホテル」という言葉は、和製英語で、海外では基本的に使われません。

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「ビジネスホテル」は和製英語

「ビジネスホテル」という言葉が日本で一般的になった背景には、高度経済成長期の社会的・経済的なニーズの変化があります。経済成長とともに企業活動が活発になり、地方への出張が急増しました。

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昭和の出張

出張者は「観光ホテルのような豪華さは不要、一部屋にベッドは一台で十分。(ツインルームは不要)。でも清潔で寝泊まりできる空間は必要」といったニーズがありました。そうした需要に応える形で、低価格・簡素・駅近といった特徴を持つシングルルーム(ベッドが各部屋に x 1台)が中心のホテル形態が生まれたのです。

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昭和のビジネスホテル

「ビジネスホテル」と呼べば、「仕事で出張する人向けのホテル」という意味で、このネーミングは英語っぽく聞こえて時代にマッチしていたため、一般的な呼称となったのです。

つまり、「ビジネスホテル」は、日本の出張文化と経済発展に応じて生まれた言葉といっても良いでしょう。

「ビジネスホテル」という呼び名は時代遅れ!?

ただ、現在では、家族旅行で”ビジネスホテル”を利用する場合もありますし、海外からの観光客(インバウンド)が泊まる場合もありますので、「ビジネスホテル」という限定的な言い方は少し古臭くなってきています。また、”ビジネスホテル”にツインルームやダブルルームの客室も増えています。

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家族旅行でもビジネスホテル

もちろん、「ビジネスホテル」という言葉は、日本国内では既に広く認知されているカテゴリー名で、「安くて便利・一人でも家族でも使える宿泊施設」として、「おひとり様」のお客にも大変人気があり、現在も「ビジネスホテル」という言葉は一般的に使われています。

ちなみに、海外では、日本で言う「ビジネスホテル」に該当するホテルのことを「Budget hotel」とか「Economy hotel」と呼んでいます。

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米国のビジネスホテル!?

具体的なホテル名を挙げると、たとえば、「Holiday Inn Express」とか「Ibis Budget」とか「Motel 6」とか「Premier Inn」とか・・・これらは、日本でいうビジネスホテルに該当するでしょう。特に車社会のアメリカでは、郊外にあるモーテル等は、出張者が気軽泊まれるビジネスホテルでもあります。

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米国のモーテル

日本でも最近では、色々な呼び方をするホテルが出てきており、「ビジネスホテル」とは名乗らずに、違うブランディングをしているホテルも増えています。
たとえば、「スマートホテル」、「セレクトホテル」、「エコノミーホテル」、「○○イン」等・・・

日本のビジネスホテルのレベルの高さ

一口に「ビジネスホテル」と言っても、日本のビジネスホテルのレベルを侮ってはいけません。日本のビジネスホテルは海外と比較して非常にレベルが高いと、国内外の利用者から高く評価されています。

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レベルが高い日本のビジネスホテル

主に、日本のビジネスホテルのレベルが高いといわれるポイントとしては、「清潔さ」・「コストパフォーマンス」・「設備の充実と機能性」・「スタッフのサービスと対応力」・「セキュリティと安心感」・「無駄を省いた効率的な宿泊体験」などがあります。

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最近のスタイリッシュなビジネスホテル

余談になりますが、筆者が昔、海外のホテル見本市の為にヨーロッパの某「五つ星ホテル」に宿泊した際、客室バスルームの洗面から水漏れが発生したり、お湯が出なかったりした経験があります。日本では、たとえビジネスホテルでも昨今はそのようなことはあり得ませんよね。

ビジネスホテルのインテリアは?

日本のビジネスホテルの客室インテリアは、「限られた空間でいかに快適かつ効率的に過ごせるか」を徹底的に追求した設計となっています。

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快適なビジネスホテルのインテリア

短期滞在・ビジネス出張に最適化された環境で、最近は女性向けやインバウンド対応型のデザイン性の高い部屋も増加傾向にあります。

ビジネスホテルのベッド/マットレスは?

では、ビジネスホテルで多く採用されているベッド/マットレスにはどんなものがあるのか、いくつかみてみたいと思います。

ボンネルコイルタイプ

従来型の、連結されたコイルを搭載した、最もコストパフォーマンスに優れたマットレスです。

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ボンネルコイルタイプ

業務用としての耐久性も高く、従来のホテルでは最も多く採用されていました。

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ボンネルコイル構造

最もリーゾナブルで、現在でもまだまだ人気は高いです。

ポケット標準タイプ

最近リニューアル・オープンされるホテルでは、多くが上記の「ボンネルタイプ」からこちらの「ポケットタイプ」に入れ替えされています。

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ポケットコイル標準タイプ

ポケットコイル仕様は、コイルの一個一個が袋に入っていて独立しており、身体を「面」で支えるというより、「点」で支えるという、体圧分散に優れた自然な寝姿勢が保てるマットレスで、最近のホテルでは最も多く採用されているモデルです。

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「点」で支えるポケットコイル構造

「ポケット標準タイプ」は、ビジネスホテルだけでなく、ホテルニューオータニやリーガロイヤルホテル等、大手ホテルでも多く採用されているモデルです。

ポケットハードタイプ

上記の「ポケット標準タイプ」の一個一個のコイルの配列が並行配列なのに対して、こちらは交互配列になっており、コイル密度が高く、少ししっかり目の寝心地です。

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ポケットコイルハードタイプ

日本のホテル業界では昔から、「和」の生活の伝統からか、柔らか過ぎるマットレスよりも、少ししっかり感のある寝心地の方が好まれしてきました。

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ポケットコイルの交互配列

腰の悪い人も含め、この「ポケットハードタイプ」は、より人気が高くなっています。

「ポケットハードタイプ」も、ビジネスホテルだけでなく、ヒルトンホテルやマリオット等、大手ホテルでも多く採用されているモデルです。

ピローソフト仕様(オプション)

上記の「ポケット標準タイプ」や「ポケットハードタイプ」のマットレスの表面に、オプション仕様として追加できる仕様です。

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ピローソフト仕様

マットレスの表面にソフト感を醸し出すスイートルーム仕様で、ビジネスホテルの場合でも、最近の少しグレードの高い客室を中心に多く採用されている仕様です。
ピローソフト仕様には「片面仕様」と「両面仕様」があり、片面仕様の場合は、マットレスを裏返すと少し異なる寝心地となりますが、ベッドの寝心地はそのホテルの寝心地でもありますので、ホテル客室ではピローソフト仕様は「無し」か「両面仕様」が多くなっています。

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「片面仕様」と「両面仕様」

但し、ホテルのベッドをご家庭にもそのまま導入されたいという個人のお客様の場合は、二種類の寝心地で使える「片面仕様」の方が逆に人気が高くなっています。

ビジネスホテルの寝具は?

ベッドの上に掛ける寝具類(ベッドカバー 兼 羽毛布団)も、時代とともに少しずつ変わってきています。

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以前のビジネスホテルのスタイル

かつて、ビジネスホテルのベッドカバー(羽毛布団)といえば、羽毛縫込み式の「ボックスタイプ」が多く見られました。

ただ、これは、汚れ防止の「アッパーシーツ」を、羽毛布団の下に仕込ませて首元で折り返してベッドメイクしなければならない為、ベッドメイク作業に少し時間がかかっていました。

一方、最近は、ビジネスホテルでも、ベッドの横幅が広くなり、たとえ客室の呼称は「シングルルーム」でも、ベッドは決して「シングルサイズ」ではなく、「セミダブルサイズ」や「ダブルサイズ」が主流となり、中には「クイーンサイズ」等のベッドも導入されています。

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最近のスタイリッシュなビジネスホテル

ベッドのサイズが大きくなると、アッパーシーツを使ったベッドメイクは更に手間と時間がかかります。そこで、ベッドメイクになるべく時間がかからない「デュベスタイル」が多く導入される様になりました。

これは最近の大手シティホテルと同様のスタイルの為、パッと見では、ビジネスホテルなのかシティホテルなのか、中々わからない位、ビジネスホテルのベッド周りもスタイリッシュにグレードアップしてきたといえます。

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シティホテルのスタイルに近付いてきたビジネスホテル

デュベスタイルの上から「ベッドスロー」や「クッション」等で装飾されている事例も多くなっています。

まとめ

日本のビジネスホテルでは、上述のサービス面等の各項目のレベルの高さだけでなく、ベッドやマットレスの品質レベルもかなり高いと評価されています。

ビジネスホテルのベッドとは? ビジネスホテルのマットレスや寝具について徹底解説
高品質な日本のビジネスホテルのベッド

価格帯に対しての品質(コストパフォーマンス)が優れており、快眠性・清潔感・整備状況の面で世界的に見ても上位といわれています。
特にインバウンドの増加で海外からの宿泊客も増加する中、不特定多数の宿泊客から大変評価の高い日本のビジネスホテルのベッドです。

皆さんも、ご家庭に導入を検討されてみては如何でしょうか?

最後までご覧頂きありがとうございました。

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◇ご参照 ホテル客室必須アイテム ;
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