一流ホテルのベッドです。本日もホテル業界の最新動向をお伝え致します。
■ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル(横浜市西区)は、高層階の小宴会場で少人数の挙式やパーティーができるプランを開始した。
晩婚化や新型ウイルス禍の影響で少人数のウエディング人気が高まっているのに対応したという。30階に位置する小宴会場「ル グラン」に26人が着席できるチャペルを新設。三方が窓に囲まれ、海や空を一望できる開放感あふれる一室で価格は20人以下のプランで135万円から。同じフロアに会食を楽しめるパーティー会場もあるため、移動の手間を省けプライベート感を演出できる。ホテルウエディングの需要は回復傾向にあり、2024年の受注件数はコロナ禍前の2019年をすでに上回っているという。今年からハウスウエディング最大手のテイクアンドギヴ・ニーズと協業し、最新のトレンドを取り入れた「THE FIRST MINATOMIRAI」を立ち上げ、今回はその第1弾の企画となる。顧客ニーズに柔軟に対応し、若年層の需要を取り込みたい考え。
■ANAクラウンプラザホテル宇部(山口県宇部市)に、地元サッカーJ2リーグ・レノファ山口FCとコラボしたスイートルームが登場した。
客室がチームカラーのオレンジに染まり、選手のサイン入りユニフォームやスパイクなどが展示されているほか、これまでのチームの軌跡を収録したシーズンDVDも見放題。同スイートルームは通常1泊2名で11万円だが、ホテルの開業40周年にちなんで4万円で宿泊することができる。宿泊客にはオリジナルマグカップやノートなど、グッズもプレゼント。
■名古屋クレストンホテル(名古屋市中区)では、ホテルチャペルを借り切って撮影ができるコスプレーヤー様 CLUB MEETING PLANを販売している。
プランでは豪華なホテルチャペルを借り切って、コスプレ映えする1枚を撮影できる。自分達で撮影する以外に、カメラマンの手配も可能。ケーキタワー・軽食・乾杯用カクテル・コーヒー紅茶等もセットになっており、撮影後は、ホテルのバーで楽しめるという。
■HOTEL IL PALAZZO(福岡市中央区)がリニューアルオープンした。
昨年1月より大規模改修工事を行っていた。同ホテルは、日本初のデザインホテルとして1989年に開業。20世紀を代表する世界的な建築家イタリア人のアルド・ロッシ氏と、日本を代表するインテリアデザイナー内田繁氏がタッグを組み、建築の内部と外部は同一のイメージにし、時代とともに生き続ける地域に根づいた社会資産となるべきものをつくることを目指したホテル。福岡市の春吉地区が持つそれまでのイメージを一変させ、都市における建築デザインの力を示したことでも評価されている。1990年には建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」と福岡市都市景観賞を受賞、さらに1991年にはアメリカ国外の建築物として史上初となるアメリカ建築家協会(AIA)名誉賞を受賞している。ワンファイブホテルズは、同ホテルのデザインだけでなく、その高い社会的資産に着目し、内田繁氏の逝去後も同氏の思いやデザインの理念を受け継ぐ「内田デザイン研究所」(東京都渋谷区、長谷部匡代表)にディレクションとデザインを依頼した。今回、1989年開業時のホテルロゴデザインを復活、アルド・ロッシ設計の外観デザインはオリジナルを尊重し一部復元。ディスコ、イベントホールなど、時代やニーズに合わせて独自のカルチャーを発信してきた地下空間は130席の大型ラウンジに。エントランスは、1989年のオリジナルの配色を踏襲しながら「結界」をイメージ、1階から段差なく直接アプローチ可能にするという。客室は、スーペリアクイーンとデラックスキングの2タイプに加え、バルコニー付の客室を新設するとしている。
■キトウシの森きとろん( 北海道上川郡)がプレオープンした。
同施設は、建築家・隈研吾氏監修で、木材をふんだんに使用し、大雪山やキトウシ山と調和する「東川らしい」デザインが特徴で、同町のアンテナショップ・レストラン・ホール・ギャラリー・浴場・サロン・展望台などで構成する。施設内では、東川町の優れた家具を数多く利用しているという。「東川町に、出会う店。」をコンセプトとした東川町のアンテナショップ「東川ミーツ きとろん店」では、温浴オリジナルグッズのほか、町内事業者手作りのクッキーやジャム、コーヒー、技術力やデザイン性に優れた家具を手掛ける職人が製作したクラフト製品などの地場産品を販売。レストランでは、同町の天然の水で育ったお米や野菜を使用した食事をビュッフェ形式で提供する。ホールでは、各種ワークショップや、R-bodyと連携した健康づくり講座など多様な利用に対応。玄関ロビーから2階ホールに繋がる空間は、階段吹き抜け空間となっており、階段に腰掛け、ワーク等をすることも可能。森のギャラリーでは、彫刻家・安田侃氏の作品「生誕」の他、同町が所有する文化財等の展示も行う。浴場は、「キトウシ高原ホテル」の頃から住民から親しまれていたトロン方式を継続、展望露天風呂やサウナも完備、障がい者やプライベートな入浴に配慮した個室浴場も完備した。森のサロンは、入浴客が自然を感じながら、読書や休憩などゆっくりと寛げるような空間としている。屋上には展望デッキを完備、同町の特徴的な碁盤の目のように並んだ美しい田園風景や満天の星空を眺望可能。なお同施設には、1日3往復、「交流施設せんとぴゅあⅡ」との間で無料送迎バスが発着するという。
■勝山ニューホテル(福井県勝山市)がリニューアルオープンした。
恐竜が生きた世界をイメージした「恐竜ルーム」を含め、客室を64室から103室に増やすなどした。同ホテルは昨年3月まで同市が所有し、同4月に全国でホテル事業を展開するリオ・ホテルズに譲渡。同社は、県立恐竜博物館のお膝元の立地を生かし、「恐竜ホテル」をコンセプトに今夏までに客室増などに取り組む方針を示していた。遊休スペースとなっていた宴会場などを客室化。目玉の恐竜ルームは4室から9室に増やした。増えた5室のうち4室は特別仕様の「ザ・恐竜ルーム」として差別化。壁に恐竜のアートを施したほか、室内にテントを張るなど野生の雰囲気が感じられる仕掛けにした。また、ロビーの壁面には肉食恐竜のティラノサウルス、フクイラプトルの実寸大全身骨格化石のアートを施した。ティラノサウルスなど2体の動くロボットも配置した。
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◇ご参照 ホテル客室必須アイテム ;
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