旅行と言えば枕投げ!?
「ホテルや旅館の枕(まくら)」と聞いて、修学旅行での枕投げを思い出す人も多いかもしれません。さらに大人になってから、社員旅行や家族旅行、あるいは女子会等で枕投げをする場合もあるでしょう。
なぜ旅行先では枕を投げてしまうのか・・・その理由としては、枕は、ベッドの周りにある物の中では最も投げやすい大きさで、尚且つ、ふざけて投げてたとえそれが人に当たっても安全ということがあるでしょう。
“マクラ投げ”を英語でいうと・・
「枕」のことは、英語で「ピロー(Pillow)」ですよね。
「マクラ投げ」のことは、英語で「ピローファイト(Pillow Fight)」といいます。
単に「投げる」は「スロー(throw)」で、野球等でも使われる単語ですが、「枕投げ」は、決して一人でマクラを遠投するわけではありません。
あくまで相手が一人、二人・三人・・・と存在していて、お互いに投げ合ったり叩き合うので、「ファイト(戦い)」なのです。
「まくら投げ」が大会にも!?
実は、「枕投げ」を立派な競技として、大会にしているところもあります。
たとえば、日本でも「全日本まくら投げ大会」というイベントがある位です。
また、さらに世界に目をやると、「INTERNATIONAL PILLOW FIGHT DAY(国際マクラ投げの日)」なんてのもあり、専門のサイトまで存在します。
毎年100を超える都市で開催されていて、数万人がマクラ投げに参加しているそうです。
ちなみに、枕投げの選手は「ピローファイター(Pillow Fighter)」と呼ばれています。まるで戦隊モノのヒーローみたいな呼び方ですね。
枕投げは危険?
ただ、一見安全そうに見える枕投げ大会ですが、数年前、アメリカの陸軍士官学校でおこなわれた「枕投げ大会」では、約30人が負傷するという事故も起きています。
ただしこれは、ピローファイトがエスカレートした結果、枕カバーの中に故意に硬い物を入れて攻撃し合ったことによる事故でした。
通常のマクラでおこなうピローファイトなら特に問題はありません。
安全なホテルの枕カバー
ただ、家庭用のマクラでは、よくカバーにファスナーやボタン・ホック等が付いていることがあります。
ファスナーやボタンが付いていると、どうしても髪の毛や手足に引っ掛かる等の危険性があります。
そのため、不特定多数の宿泊客が使う業務用としてのホテル旅館の「枕カバー」は、より安全な「封筒式」になっています。枕カバーの生地以外、ファスナー等の余分な部品は一切付いていません。
これも、ホテル旅館の枕が投げられやすい要因のひとつでしょう。
枕のキレイな入れ方は?
では、この封筒式の業務用の枕カバーへの枕のセッティング方法を簡単にご紹介します。
枕カバーの中に、マクラを入れます。
端の長くなった部分を折るたけでも良いのですが・・・
端を中に折り込む様にしてメイクすると・・・
より綺麗にメイクできます。
額縁付きピローカバーの場合
また、ホテル旅館のピローカバーの中には、四方に額縁が付いたタイプの「額縁付きピローカバー」もあります。
これは、実際のホテル旅館でよく採用されている「白ストライプ」や「白格子柄」のデュベカバーに合わせて、同じ生地で作ったものが多く、デュベカバーと枕カバーを合わせてコーディネートされます。
この場合も、ホテル旅館の業務用の枕カバーは、ファスナーやボタンは付いておらず、封筒式で、サイドからすべりこませてセッティングします。
カバーの切れ目(割れ目)の部分から枕を入れます。
額縁の部分を整えて仕上がりです。
尚、ホテル旅館の「マクラ本体」のコーディネート方法や並べ方等については、以前別のページでもご紹介させて頂きましたのでご参照下さい。
まとめ
皆さんも、自宅で枕を使用する場合は、ホテルスタイルの枕カバーで、安心・安全なメイキングをしてみては如何でしょうか。
尚、ホテル旅館の業務用のまくら本体が、一般の枕とどう違うのかという点については、別のページでもご紹介させて頂きましたのでご参照下さい。
ホテルや旅館の本物の枕を、ご家庭でも使ってみては如何でしょうか。安心安全の日本製です。
また、ホテルスタイルのベッドメイキング方法についても、別のページでご紹介していますのでご参照下さい。
最後までご覧いただき有難うございました。
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◇ご参照 ホテル客室必須アイテム ;
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