皆さん、「エキストラベッド」って、聞いたことはありますか?
これは、ホテルや旅館では一般的に使われている用語で、ホテルや旅館の備品のひとつです。
本日は、この「エキストラベッド」について、見てみたいと思います。
エキストラベッドの意味
そもそも「エキストラ」とは、どんな意味でしょうか・・。「エキストラ」とは、「特別なこと」とか「臨時のもの」という意味です。たとえば、よく耳にする例では、ドラマや映画などで、通行人や端役などを演じる出演者のことを「エキストラ」と言いますよね。
「エキストラベッド」とは、客室の通常設置してあるベッドに加えて、追加で入れるベッドのことです。アメリカ等では、むしろ、「Rollaway」とか「folding bed」等と呼ぶことの方が多いですが、日本のホテルでは、「エキストラベッド」と呼ばれています。
エキストラベッドの役割
エキストラベッドは、あくまで補助的なベッドで、たとえば、ツインルームのお部屋にエキストラベッドを一台加えてトリプルルームにしたり、トリプルルームのお部屋に一台加えてフォースルームにしたりします。
客室の広さによってはエキストラベッドが入らない場合もありますので、どんな客室にも入れられるというわけではありません。
エキストラベッドの種類と特徴
このエキストラベッドには、「折り畳みタイプ」や「タテ型タイプ」等があります。
「折り畳み式」の場合、文字通り、使用しない場合は、折り畳んで、バックヤードに保管することが可能です。足元にはキャスターが付いていますので、ベッドメイクの担当者が、一人で廊下を転がして、バックヤードと客室を移動させることも簡単に可能です。
通常、ベッドのマットレスは、折り畳めませんが、折り畳み式エキストラベッドの場合は、折り畳める様な特殊なコイル構造に設計されています。
一方、「タテ型」のエキストラベッドの場合、収納の際は、ベッドを立てて収納できます。
移動の際は、やはり足元にキャスターが付いていますので、一人で簡単に移動できます。
タテ型式では、立てて収納する際、背が高いため、どうしても存在感は大きいのですが、タテ型式のメリットとしては、折り畳み式と異なり、マットレスが通常のマットレスですので、ベッドにした際、寝心地的に、他のベッドと違和感が少ない点です。
一方、折り畳み式のマットレスは、折り畳める様に設計されたマットレスですので、どうしても客室の既存のベッドと若干の寝心地の差異はありますが、ただ、日本のホテルや旅館では、一般的に、この「折り畳み式」のエキストラベッドの方が一般的に使用されてきました。
皆さんも、家族や友人など複数でホテルに宿泊した際などに、知らない内に、エキストラベッドで寝たことがあるかもしれませんね。
その他の補助ベッド・まとめ
他にも、補助的なベッドとしては、ソファベッドやコンバーチブルソファ、親子ベッドなども存在しますが、バックヤードと客室との移動が簡単なことからも、また、限られた客室の面積の中を有効に使えることからも、「折り畳み式」や「タテ型式」の「エキストラベッド」がホテルや旅館では一般的に使われているのです。
皆さんも、この、もともとプロ仕様のエキストラベッドを、ご家庭で、たとえば、来客用などとして、使ってみては如何でしょうか? 業務用でも、意外とご家庭でも簡単に使えますよ。
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◇ご参照 ホテル客室必須アイテム ;
ベッド ホテル シーツ ホテル ベッドカバー ホテル 枕 ホテル
ベッドスプレッド サータ 和室 ベッド ベッドスロー
大きいサイズ ベッド サータ ホテル マットレス
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