皆さん、ホテルに泊まった際、客室の中にこんな物が置いてあるのを見たことはありませんか?
バゲージラックの色々な呼び名
これは、一般的には「バゲージラック」と呼んでいますが、他にも色々な呼び方があります。
たとえば、「スーツケーススタンド」「荷物置き」「ラゲージラック」「トランクラック」「バゲージスタンド」「キャリーケーススタンド」「荷物台」「荷物ラック」・・・等々。主には、上に置く物によって言葉のイメージも変わります。
バゲージ? ラゲージ?
余談ですが、「バゲージ」と「ラゲージ」の違いはご存じでしょうか?
「バゲージ(baggage)」が、中に物が入っている荷物であるのに対して、「ラゲージ(luggage)」は、中身のない荷物、商品としてのカバンという感じです。なので、通常、ホテルに泊まる時などの「荷物」は「バゲージ(baggage)」を使うのが一般的といえるでしょう。
バゲージラックの役割
旅行や出張では、スーツケースやキャリー等、比較的大きな荷物を持ち歩きますよね。
なるべく最小限の必需品や着替え等だけにして、身軽に移動したいものですが、どうしても、その旅の目的や事情によっては、大きな荷物になってしまうことも多くあります。
ホテルに到着してチェックイン後、客室に入った際に、まず最初に大きな荷物を部屋のどこかに置いて、ホッとしたいものです。その時、その荷物をどこに置くか・・・。
荷物を整理する為に、まずはベッドの上に置くことも多いでしょう。
でもずっとベッドの上に置いておくわけにはいきません。寝る時やベッドの上でくつろぐ時にはどうしてもどこかに荷物を移動させなければなりません。また、そもそも長旅でスーツケース等の荷物が汚れている場合等は、なるべくベッドカバーやシーツを汚したくないですよね。
バゲージラックの代替品
比較的に部屋の広いホテルでは、もともと客室の中に「バゲージラック」に代わる家具が置いてあることがあります。
これらにも色々な呼び名があり、たとえば「チェスト」「サイドボード」「バゲージベース」・・・等と呼んでいます。形状やデザイン等によってもその呼び名は少しずつ異なります。
この木製の荷物台は、比較的グレードの高いホテルに見られますが、上面に家具の表面を保護する段差が付いていたり、下部にひきだしが付いていたり、荷物を置きやすい様、デスクよりは低めの家具です。
でも、比較的狭い客室の場合は、そのようなチェスト等を導入するスペースが中々ありませんので、折り畳み式のバゲージラックが用意されている場合が多々あります。
バゲージラックの仕様
バゲージラックの素材としては、移動し易い様に、なるべく軽量で、スチール製や木製のものが多くなっています。
一見、木製に見える「ウッドルック」なスチール製のラックもあります。
折り畳み式で、上面にはナイロンやレザーのベルトが張られています。
一見、座面に隙間があり、小さな椅子のようにも見えますが、人が座る仕様にはなっていませんので、決して腰掛けてはいけません。
バゲージラックの置き場所
バゲージラックの設置場所としては、ホテルにチェックインして客室に入った時、すぐに目にとまり易い様、ホテルの客室内の入り口付近やベッドの近くが多くなっています。
ただ、中には、目立たない場所、クローゼットの中などに置いてある場合もあります。これは、必要に応じてお使い下さいという施設側の意図です。
生活習慣の違い
バゲージラックは、国内外のホテルで備品として見られますが、どちらかというと、海外のホテルの方が一般的です。
これは、日本では昔から自宅などで直接床に荷物を置く習慣があるためといわれれています。
また、日本のホテルの方が客室面積が狭いため、バゲージラックを置くスペースの問題のため等ともいわれています。
ホテル以外の場所でもバゲージラック
バゲージラックが置いてある場所としては、実はホテルの客室以外にも色々とあります。
実際、当サイト「一流ホテルのベッド」にバゲージラックのご注文をいただくお客様の中にも、ホテル以外に色々な施設向けのケースがあります。
たとえば、空港、駅、公共施設(図書館・博物館・ショッピングモール)、病院、学校、ブティック、イベント会場、オフィス、受付、ロビーなど・・・
また、宿泊施設の中でも、ホテルに限らず、旅館、民宿、民泊、ペンション、オーベルジュ、宿坊、ゲストハウス・・・等々。
バゲージラックの用途や使用場所はさまざまです。
まとめ
バゲージラックは、ホテル客室の中で、ベッドや家具、椅子、ソファ等の大きな備品と比較すると目立ちませんが、機能的で、軽くて移動し易い便利なインテリアアイテムのひとつです。
バゲージラックは、置かれる場所や使用頻度等によって、周囲とのコーディネートで、色や仕様、大きさ等、少しずつ異なります。
最近では、ベッドの下にスーツケース等を置くスペースを確保できる「スチールボトム」等も人気が高まってしますが、
簡単に移動できるバゲージラックは根強い人気があります。
皆さんも、ホテルに宿泊する際には、バゲージラックの有無や設置場所等を確認してみると良いでしょう。また、インテリアのひとつとして、自宅にも導入してみては如何でしょうか。
最後までご覧いただき有難うございました。
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◇ご参照 ホテル客室必須アイテム ;
ベッド ホテル シーツ ホテル ベッドカバー ホテル 枕 ホテル
ベッドスプレッド サータ 和室 ベッド ベッドスロー
大きいサイズ ベッド サータ ホテル マットレス
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