ホテル業界ニュース20200918

ホテル業界ニュース

■南紀白浜マリオットホテル(和歌山県西牟婁郡)に、パンダのケーキが登場した。
同ホテルから車で約10分のところ、6頭ものジャイアントパンダが暮らすテーマパーク「アドベンチャーワールド」があることから、ホテルでも旅の思い出に可愛らしいスイーツを楽しんでほしいとの思いで企画したという。1階ラウンジで味わえるパンダケーキは、濃厚なレアチーズの中に、甘みと酸味のバランスが絶妙な和歌山県有田の温州みかんジュレを閉じ込め、チョコレートでパンダの顔を表現。SNS映えする愛嬌たっぷりのパンダに、無花果やぶどうなど、旬のフルーツが添えられた秋色の一皿。華やかな香りが特徴の「Mighty Leaf(マイティーリーフ)」のティーセレクション9種とコーヒー類7種から選べるドリンクと一緒に、ホッと落ち着くひと時を過ごせる。11月30日まで。

■東急ホテルズでは、渋谷で展開する4ホテルで、「72時間以上未使用」の部屋を確約する宿泊プランを販売している。
渋谷駅周辺で、セルリアンタワー東急ホテル、渋谷エクセルホテル東急、渋谷ストリームエクセルホテル東急、渋谷東急REIホテルの4軒。同プランは、安心・安全に利用してもらうための独自の客室衛生強化策「Shibuya Safe Quality(シブヤ・セーフ・クオリティー)」の導入に伴う取り組み。強化策は、感染症の拡大防止に向けた既存の取り組みに、「客室内衛生アメニティーの新スタンダード」「客室内接触感染リスクの低減策」を加えたもの。接触感染リスクの高いゴミの適切な処理などを目的に、使用済みマスク・ティッシュ用のゴミ袋も用意。「客室内衛生アメニティーの新スタンダード」としては、手指やスマートフォンなどの消毒用に除菌シートを用意するほか、マスクを客室内で保管するためのケースを用意する。各ホテルでは、ホテル内のレストランの割引など特典が付く東京都民向けのプラン(9月30日まで)も用意しているほか、今後はディナーショーなどホテルならではの企画も順次再開していく予定だという。

■ホテルインディゴ軽井沢(長野県北佐久郡)が2022年春に開業する。
「ホテルインディゴ」は、IHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)のライフスタイルブティックホテルブランドで、グローバルで約120軒のホテルを展開。今年、日本初のホテルインディゴブランドとして「ホテルインディゴ箱根強羅」が開業。2軒目として、愛知県犬山市の「ホテルインディゴ犬山有楽苑」の開業を来年度に予定しており、「軽井沢」は、日本での同ブランド3軒目のホテルとなる。軽井沢駅から約2kmの位置にあり、旧軽井沢、軽井沢・プリンスショッピングプラザなど軽井沢観光の拠点として活用できる。客室は全155室を予定する。

■DISTORTION 9(大阪市浪速区)がオープンした。
空き家などのリノベーション事業を手掛けるナインがコインパーキングだった土地を借りて出店。将来開発予定がある敷地の一時利用として、コンテナホテルを提案する目的で企画したという。使用した建築用コンテナは6台で、延べ床面積は約88平方m。各階には寝室2部屋、リビング、シャワールーム、バスルームなどを設置。バスルームは半屋外のため、外の景色を楽しみながら入浴できる。冷蔵庫や洗濯機も備えることで長期滞在客のほか、テレワークや「第二の自邸」としての利用を狙う。最大5人まで宿泊できる。知的障がい者の芸術活動を支援する「やまなみ工房」と協力し、部屋には独特な雰囲気を放つ芸術作品「アウトサイダーアート」を並べ、ギャラリーとしても活用する。

■るうふ(山梨県)が3軒オープンした。
古民家を1棟貸しする宿で、「るうふ澤之家」(山梨県笛吹市)、「るうふ書之家」(山梨県南巨摩郡)、「るうふ丘之家」(山梨県山梨市)の3軒。各1日1組限定で古民家を1棟まるごと貸し出し、完全非接触型のサービスや宿内で完結する非日常アクティビティを提供するという。たき火や囲炉裏を使った食事、五右衛門風呂を体験可能。また「るうふ澤之家」では石の判子づくりを、「るうふ書之家」では地域でつくられた和紙と硯を使用した書道体験を、「るうふ丘之家」では地域の草木染め体験を行なうことができる。チェックイン・チェックアウトを非対面で完結できるアプリや、いつでもスタッフとやりとりできるチャットツールとテレビ電話、動画マニュアルなどのサービスを用意した。これにより、オンラインでの接客・観光情報案内を実現している。

■ベトナムを拠点とする建築スタジオ(T3 Architects)が、台風や地震にも強いグランピング・ロッジを開発した。
プレハブ工法で製造される「Kanopya Living lodges」は5つのタイプがあり、色々な気候、人里離れた土地でのオフグリッド生活にも対応している。やわらかな素材でできたキャノピー、木材による構造体、杭で固定されたデッキで構成されている。デッキと屋根の色はカスタマイズ可能。オプションでインフィニティ・プールを追加することもできる。同社によると、台風やマグニチュード7までの地震に耐えられ、建築キット一式は世界のどこにでも配送でき、2、3人で持ち運ぶことができるという。建材には木材やリサイクルの大理石、植物由来の塗料など、天然素材だけが用いられ、環境にも優しい。注文してから設置までに、20棟の場合で、製造に6カ月、設置に10週間とか。さまざまなカスタマイズも可能で、すでに世界各地の購入希望者や、国際的ホテルブランドからも問い合わせが届いているという。典型的なテントでのグランピングの一歩上を行くもので、テントの魅力と5つ星ホテルの快適さを兼備している。

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