■小田急ホテルセンチュリーサザンタワー(都内新宿区)は、全客室を完全禁煙化した。
これまで375室ある全客室のうち、28階の客室で喫煙が可能だったが、この4月から東京都受動喫煙防止条例が施行されること、また、喫煙率の低下により健康志向が高まり、禁煙室の需要が増加していることなどから、すべての客室を禁煙とした。
今回の全客室禁煙化は、同ホテルの全従業員が大切にしている5つの想いとして掲げるコンセプト「GIFTS(「Gratitude」「Interactive」「Further」「Trust」「Safety & Cleanliness」)」の中のひとつである、「Further」という、すべての人に快適に過ごしてもらうために、現状に満足せず、常に「もっと良く」「さらに良く」を心がけることを実現するためでもあるとしている。
■(仮称)ザ・ホテル岡崎京都 by Hiramatsu(京都市左京区)が来秋開業する。
三菱地所が、丸太町通沿いの岡崎別院境内地南側約2,860平方mを50年の定期借地権で借り受け開発。運営はレストランやホテル事業を手掛ける”ひらまつ”が担い、平安神宮や南禅寺に近い立地も生かし、国内外の観光客などの利用を見込む。4階建て延べ約5,500平方m。周辺の景観に配慮し、落ち着いた色調の外観とする。客室はスタンダード(40平方m)52室、スイート(80平方m)8室の計60室。内装では、京都の若手伝統工芸後継者によるプロジェクト「GO ON(ゴオン)」と連携し、作品を客室や館内の装飾に取り入れるという。
■東急ステイ沖縄那覇(沖縄県那覇市)が開業した。
客室は、ツイン・ダブルなど全199室。全室にドラム式洗濯乾燥機・ミニキッチン(IH・まな板・鍋などフロントにて貸出)・冷蔵庫・電子レンジ・電気ケトルなどを完備。ルーム清掃については、連泊の場合6泊までは「寝巻・タオル等の交換」を毎日行う(ベッドメイク・床清掃を除く)。7泊以上の場合は7泊につき1回のルーム清掃になる。朝食は、館内5階で沖縄の美しい景色を眺めながら、地物の素材をふんだんに使用した沖縄料理と和洋ビュッフェを楽しめる。
ゆいレール「壺川」駅より徒歩3分、那覇空港より車で約10分の立地。建物は5階~11階部分が同ホテルで、1・2階には商業施設(ドン・キホーテ那覇壺川店)、3・4階には共用駐車場が入居する。
■シアテル札幌すすきの(札幌市中央区)が7月上旬に開業する。
「くつろぎ x エンターテイメント x 利便性」を追求し、「Theater(シアター) x Hotel(ホテル)」の着想を得たスマートホテル「Theatel(シアテル)」シリーズで、一昨年8月には「シアテル羽田」、昨年6月には「シアテル大阪えびす」を開業しており、「シアテル札幌すすきの」は同シリーズの3店舗目となる。
同ホテルが開業する「F-45ビル」は地下鉄南北線「すすきの」駅から徒歩3分に立地。地元では「タマゴのビル」として知られ、幅広い年齢層が楽しめる飲食店やアミューズメント施設が入居している。客室は全41室、最大収容人数67名。かつてディスコとして使われていた約4mの天井高と約500平方mのフロアに、収容人数1~2名で高さ約2mのカプセルルームを36室、収容人数4~7名でプロジェクター完備のプライベートルームを5室備える。また、約130平方mのホワイエには、縦3m横8mの巨大スクリーンを設置し、スポーツ観戦や映画鑑賞、ヨガ教室や企業研修などのシーンに活用する。また、カフェテーブルやローソファも配置し、ビジネスや休憩の場として活用できるようにする。
■AKARI二条城(京都市中京区)が3月20日にオープンする。
昨年2月にオープンした「AKARI東山二条」、今年東京上野入谷にオープンした「AKARI上野入谷」に次ぐ3棟目となる。総勢20名のアーティストがホテル全体をキャンバスに見立て、「今後の京都とは何か?」という問いを様々な解釈で表現したコミュニケーションアート型のホテル。世界遺産に登録された二条城のほど近くに位置し、周りには町家を改装したオシャレなカフェや本屋・雑貨店などが立ち並ぶ情緒あふれる場所で、ホテル全体に描かれたアートを通じ、宿泊の方々や地元の方々とのコミュニケーションを活性化させることを目的としている。今後も、アートを活かした取り組みなどを行うなど、単なる「宿泊するだけのホテル」にとどまらないホテルの在り方を提案するという。
■カナダ・モントリオールの「フェアモント ザ・クイーン・エリザベス」には、「ジョン・レノン&ヨーコ・オノ・スイート」というスイートルームがある。
1969年5月26日から6月2日までの8日間、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが平和を訴えるためのパフォーマンス「ベッド・イン」2回目の舞台となった、カナダ・モントリオールの同ホテル1742号室。ベトナム戦争中に結婚した2人は、この部屋から世界に向けて平和を呼びかけた。また、プラスティック・オノ・バンド名義で発表し、大ヒットしたソロ・デビュー曲「平和を我らに(原題 Give Peace a Chance)」もレコーディングされた、かなりメモリアルな部屋となっている。
この1742号室、以前は他のスイートルームと同じ内装だったが、ジョンとヨーコの象徴的な瞬間に敬意を表したデザインにリニューアルされた。ベッド・イン」の当時の雰囲気さながらミッドセンチュリーをイメージしたデザインとなり、窓にはジョンとヨーコが貼り付けていた”HAIR PEACE””BED PEACE”の文字。また、1969年の「ベッド・イン」時に実際に使われていた物が飾られ、リビングの壁はこの部屋で収録された「Give Peace a Chance」の歌詞で埋め尽くされている。他にも、ジョンとヨーコが使用していた倉庫からインスパイアされたというキャビネットの引き出しが再現され、写真やポッドキャスト、ビデオ、歴史的な物などが飾られ、今でも一番人気だという。
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