ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説

インテリア

ホテルに泊まった際、ベッドの上に掛かっている寝具類は、デザイン性や見た目だけでなく、高級感を感じさせる質感や肌触り等はとても重要な要素ですよね。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
お洒落なホテルのベッドルーム

本日は、「ベッドスロー」や「ベッドスプレッド」・「ベッドスカート」等、ホテル客室のベッドカバー類に使われている素材・材質について、少しみてみたいと思います。

はじめに

ホテルにチェックインして部屋に入った時、一番最初に目に飛び込んでくるのは、お部屋の中で大きな面積を占めるベッドと、その上に掛かっている綺麗なベッドカバー類ですよね。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
存在感のあるベッドと寝具類

以前に、”デュベスタイル”の”デュベカバー”の生地としてはT/C綿が多い旨の記事を挙げさせて頂きました。

「デュベスタイル」は、最近、ホテル客室で最も人気の高いベッドメイクのスタイルです。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
大人気の「デュベスタイル」

特に、足元が巻き込んであるスタイルは、ベッドメイクもすっきり仕上がり、清潔感を醸し出すため、最近は一般家庭でも「ホテルみたいな寝室にしたい」と希望される人の間では人気が出ています。

では、その上に掛ける帯状の「ベッドスロー」や、あるいはベッドの上からバサッと掛ける「ベッドスプレッド」、また、ベッド下部の土台(フレーム)部分に掛ける「ベッドスカート」等の素材としては、何が多いのでしょうか・・・?

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
重要な寝具類の素材は?

ホテルの「ベッドスロー(ベッドライナー、フットスローとも呼ばれます)」や「ベッドスプレッド」、「ベッドスカート(ボトムカバー等とも呼ばれます)」は、シーツ等と同様、メンテナンス性が重視されますが、それに加えて、これらのアイテムは、デザイン性が重視されます。インテリアのアイテムとしては、やはり見た目が肝心ですよね。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
スタイリッシュな客室

そのため、実際には、様々な素材が使われています。
特に多いのは以下の素材といえるでしょう。

ポリエステル素材

ポリエステル素材は、ホテルや旅館等の業務用のベッドカバー類として、最も一般的な素材で、多くの施設で採用されています。

◇耐久性: ポリエステル素材は、非常に丈夫で、繰り返しの洗濯にも耐えられます。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
ポリエステル素材

◇シワになりにくい: ポリエステル素材は、洗濯後もシワになりにくく、アイロンの手間を大幅に削減できます。

◇速乾性: ポリエステル素材は。乾きが早いため、リネンの回転率を上げるのに貢献します。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
ポリエステル素材

◇デザイン性: ポリエステル素材は。光沢のあるベロアやモール、重厚感のあるジャカード織りなど、様々な加工が可能で、ホテルの内装に合わせた高級感を演出できます。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
和モダンな客室インテリア

また外国人観光客の増加している最近は、ホテルや旅館の和モダン客室等で日本らしさを醸し出す「和風柄」も人気です。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
さまざまな色柄

◇コスト: 綿100%やシルク等に比べて比較的安価な場合が多く、施設側としても導入しやすいというメリットもあります。

以上の様なことから、ポリエステルは、ベッドスローやベッドスプレッドとしてだけでなく、室内のさまざまな箇所(カーテンやソファやクッション等・・)色々なインテリアアイテムにも使われているファブリック素材です。

ポリエステルと綿の混紡(T/C)

通称、「T/C綿」と呼ばれ、ポリエステルの耐久性と綿の風合いを兼ね備えた素材です。ちなみに「T/C」の「T」は帝人と東レの共同商標のテトロン(ポリエステルのこと)で、「C」はコットンのことです。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
T/C綿

ポリエステルは合成素材で、水分を吸わないため縮みにくく、乾きやすくシワになりにくいという特性があります。
一方。綿の吸湿性も少し加わるため、ポリエステル100%よりも肌触りが良いと感じる人もいます。
やはりホテルや旅館等の業務用としては、シワになりにくく、メンテナンスが楽であるという点は大きなメリットです。

コットン(綿)

ナチュラルな雰囲気を演出したいホテルで使われます。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
コットン

利点: 肌触りが良く、吸湿性・通気性に優れています。
デザイン: キルティング加工を施したり、厚みのある織り方にしたりすることで、ベッドに立体感とアクセントを与えます。

アクリル

毛布やベッドスローにも使われることがありますが、ベッドスプレッドでも使用されることもあります。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
アクリル

暖かみ: ウールのような風合いがあり、秋冬のベッドメイクに適しています。
軽さ: 非常に軽量で扱いやすいです。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
アクリル

手入れが簡単: シワになりにくく、洗濯もしやすいです。

ニットやウール、フェイクファー

季節感を演出するために使われることがあります。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
ニット/ウール/フェイクファー

冬場には暖かみやぬくもりを、秋には落ち着いた雰囲気を醸し出します。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
ニット/ウール/フェイクファー

業務用としての必須要素

宿泊するお客の立場からすると、ホテルや旅館の寝具類は、その見た目やデザイン性などが惹きつけられる点として大変重要ですが、一方、施設を運営する側からすると、日々異なるお客様に提供する舞台装置のひとつとして、そのメンテナンス性や耐久性等が重要な要素となるのです。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
日々の客室清掃/クリーニング

一般家庭では、基本的に、寝具類を使用するのは、限られた家族だけですが、ホテルや旅館では、日々、不特定多数、老若男女、国籍もさまざまなお客様方が泊まられますので、実際どのような使い方をされるか、未知数であることも多いからです。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
インバウンド宿泊客

まとめ

「ベッドスロー」は、ベッドのアクセントとして、また靴を履いたまま腰掛けた際の汚れ防止といった実用的な役割も担っています。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
ベッドスロー

そのため、シワになりにくく、汚れが付きにくく、手入れがしやすい素材が好まれる傾向にあります。

「ベッドスプレッド」は、ホテルのベッドの第一印象を大きく左右するアイテムです。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
ベッドスプレッド

そのため、素材選びには、ホテルのコンセプト(高級感、モダン、ナチュラルなど)や、メンテナンスのしやすさ、コストなどが総合的に考慮されます。

「ベッドスカート」は直接肌に触れる機会が少ないため、ベッドシーツやデュベカバーに比べて、肌触りよりも「見た目の美しさ」と「メンテナンスのしやすさ」が優先される傾向にあります。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
ベッドスカート

もちろん、特定のコンセプトを持つホテルや旅館では、ケースバイケースで、これら以外の素材が使われることもあります。それは、他のライバル施設との差別化を図るためという目的もあります。

ホテルのベッドカバーに使われている素材は何が多い? ホテル旅館の寝具の材質について徹底解説
色々な生地素材

結論として、多くのホテルでは、メンテナンス性とデザイン性のバランスに優れたポリエステルやその混紡素材が主流となっています。しかし、ホテルのグレードやコンセプトによっては、他の素材が使われることもあります。

皆さんもご自宅向けに、ホテル旅館のベッドカバーの導入を検討されてみては如何でしょうか・・?

最後までご覧いただき有難うございました。

━━━━━━━━━━━━━━━
◇ご参照 ホテル客室必須アイテム ;
ベッド ホテル シーツ ホテル ベッドカバー ホテル 枕 ホテル
ベッドスプレッド サータ 和室 ベッド ベッドスロー
大きいサイズ ベッド サータ ホテル マットレス
━━━━━━━━━━━━━━━

コメント