“星”を使って表現する言葉として、日本国内でも、たとえば大相撲の世界では昔から、勝つことを「白星」、負けることを「黒星」、平幕力士が横綱に勝つことを「金星」などと言います。
あるいは、映画の世界においても、映画批評家による評価や、観客による評価など、その映画の面白さや芸術性、完成度などを基準に、星の数で評価されたりします。
また、たとえばスーパー等に買い物に行った際、売り場に並んでいる食品に「五つ星ホテルの○○」と書いてあったり、
「三ツ星シェフの○○」とか「五つ星の味」とか「五つ星マイスター」など々・・・、
目にしたことのあるかたも多いのではないでしょうか。
本日は、この五つ星について、少しみてみたいと思います。
五つ星とは?
「五つ星」とは、英語でいうと”FIVE STAR(ファイブスター)”で、5段階の評価で最高の評価を表す言葉です。星の数が多いほど、評価が高いことを意味します。
“五つ星”という評価は、ホテルだけでなく、レストラン、航空会社など、さまざまな業界・分野で用いられています。
たとえば、航空会社の五つ星は、英国・ロンドンを拠点とする世界の航空格付け会社スカイトラックスによる格付け・ランキングです。
また、レストラン業界では、フランスのミシュランガイドの三ツ星ランキングや、アメリカのフォーブス・トラベルガイド五つ星ランキング等の違いはありますが、それぞれ評価基準や審査方法等が異なっており、いずれにしても、星の数が評価を示す尺度になっています。
どの業界においても、「五つ星」というのは、各業界、各分野において、最高の評価を受けていることを示す、非常に価値のある称号なのです。
ホテル業界の五つ星
では、ホテルの”五つ星”について少しみてみたいと思います。
ホテルの五つ星は、国際的なホテル評論誌「フォーブス・トラベルガイド」や「ミシュランガイド」などの審査で最高の評価を受けたホテルのことです。
これらのホテルは、ロケーション、客室、サービス、食事、設備などにおいて、最高の評価を受けています。
五つ星ホテルの具体的な特徴をいくつか挙げてみたいと思います。
ロケーションが優れている
五つ星ホテルは、都心や観光地の中心部など、交通アクセスや観光に便利な場所に位置しています。
サービスが行き届いている
五つ星ホテルでは、コンシェルジュが24時間体制で、客の要望に応じたサービスを提供しています。また、スタッフは常に笑顔で、丁寧な対応を心がけています。
食事が美味しい
五つ星ホテルでは、ミシュランの星を獲得したレストランや、有名シェフが腕を振るうレストランなど、美味しい食事を楽しむことができます。
その他の設備やサービスも充実
五つ星ホテルには、フィットネスクラブやスパ、プール、ラウンジなど、さまざまな設備やサービスが充実しています。また、ビジネスセンターや会議室などのビジネス向けの設備も整っています。
客室が広く、豪華な内装
そして、五つ星ホテルの客室は、広々とした空間に、高級感のある内装が施されています。また、バスルームも広く、アメニティも充実しています。ベッドは、ゆったりとくつろげるサイズで、寝心地も抜群です。
では、その五つ星ホテルには、どんなベッド/マットレスが納入されているのか、具体的なモデルをいくつか挙げてみたいと思います。
五つ星ホテルのマットレス/ベッド
ポケット標準タイプ
「ポケット標準タイプ」は、最近新しくオープンしたり、リニューアルした大手有名ホテルで多く採用されている、大変人気の高いホテルベッドです。
たとえば、ニューオータニ、リーガロイヤル、御三家ホテル、大手不動産系ホテル、JR系・電鉄系ホテル等・・・。
ポケットハードタイプ
「ポケットハードタイプ」も、大手有名ホテルや、外資系ホテルの客室など、比較的グレードの高い客室を中心に、多く採用されているホテルベッドです。
たとえば、ヒルトンホテル、マリオット、ロイヤルパーク、TDL界隈ホテル、各航空会社系ホテル、各外資系ホテル等・・・。
ライトブリーズピローソフトホテル
「ライトブリーズピローソフトホテル」は、大手有名ホテルのスイートルームクラスの客室で多く採用されています。
重厚感のあるベッドながら、通気性が高く、圧迫感の少ない、しっかりした寝心地のベッドです。最新素材「Breath Fort」を搭載した、最高級のホテルベッドです。
たとえば、各高級ホテル内の一部のエグゼクティブフロアやスイートルームクラス等の、限られた客室向けです。
パーフェクトスイート
「パーフェクトスイート」も、大手有名ホテルのスイートルームクラスのアップグレード客室向けの最高級モデルです。
たとえば、米・ラスベガスのベラージオやヴェネチアン等の高級ホテル群や、ハワイのハレクラニ、ロサンゼルスのビバリーウィルシャー、ニューヨークのウォルドルフアストリア・・・等々など、名立たる高級ホテルの市場向けの最高級モデルです。
五つ星ホテルでは、客室の快適性、宿泊客の安眠・快眠、熟睡度が重視されているため、納入されているベッドにも大変こだわりがあります。最新の機能が搭載されたベッドは、一般の家具店やホームセンター等で売っている家庭用のベッドと比較しても、睡眠の質を格段に向上してくれるのです。
さらに上をいく”七つ星”
最近は、五つ星のさらに上をいく「七つ星」という格付けを自称するケースもあります。
たとえば、お米とか列車にも「ななつぼし」を冠したものがあり、
ホテルでも「七つ星」を謳っている施設もあります。
「七つ星」は、正式な格付け機関がおこなっているというわけではありませんが、五つ星の格付けに上乗せするような、特別な格付けとして、あくまでも一種のマーケティング戦略として使われています。ちなみに、その中間の「六つ星」とはあまり言いませんので、「七つ星」は、あくまでラッキーセブン等に使われる「7」の縁起の良い意味も含まれているかもしれません。
では、ご参考までに、最高峰の七つ星ホテル向けのベッドのモデルも見てみたいと思います。
グランドプレミアムホテル
最高峰の「グランドプレミアムホテル」は、米・トランプタワーをはじめ、世界の最高クラスの五つ星ホテル (さらには七つ星ホテル) 向け、しかもスイートルームのみを対象に設計されたハイエンドなモデルです。
重厚感・ゴージャス感の溢れる、空前絶後の仕様の最高峰ホテルベッドです。
まとめ
如何でしたか? もちろん、専門機関による、星の数による格付けは、人間がおこなっているものであって、複数の人間がいれば、全員が同じ感想をもつとは限りません。なので、「三ツ星」「四つ星」「五つ星」「七つ星」・・・という格付けに惑わされずに、自分の目や体感で確かめるのが一番でしょう。
あくまで一般的な格付けランキングは参考程度にして、自分なりの感想、自分だけの格付けを描くのが大切といえるでしょう。
ちなみに、日本の五つ星ホテルを具体的にいくつか挙げてみると、都内でいえば、たとえば下記の様なホテルです。
- ザ・ペニンシュラ東京
- アマン東京
- シャングリ・ラ ホテル 東京
- マンダリン オリエンタル 東京
- パーク ハイアット 東京
- グランドハイアット東京
- パレスホテル東京
- ザ・リッツ・カールトン 東京
- コンラッド東京
- The Okura Tokyo(ホテルオークラ)
- ホテル椿山荘東京
- 帝国ホテル東京
- 等など・・・
一昔前と比較すると、日本国内にも、外資系ホテルを中心に、五つ星ホテルが格段に増えてきた感があります。
今後の高級ホテル業界の動向に目が離せません。
最後までご覧頂き有難うございました。
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◇ご参照 ホテル客室必須アイテム ;
ベッド ホテル シーツ ホテル ベッドカバー ホテル 枕 ホテル
ベッドスプレッド サータ 和室 ベッド ベッドスロー
大きいサイズ ベッド サータ ホテル マットレス
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