■ホテルニューオータニ(都内)では3月8日、「落語 x そば x 日本酒 江戸 Experience」を開催する。
2012年に真打に昇進し、2015年には 第70回文化庁芸術祭賞 大衆芸能部門優秀賞を獲得した人気噺家である古今亭文菊氏の独演会を限定50席で楽しる。ゆっくりと落ちついた語り口調と踊るような仕草で落語ファンを魅了し続けている文菊氏の落語は、普段落語を聴き慣れていない方にもおすすめ。独演会の後は、「そば打ちの神様」や「そば打ちの第一人者」と評される高橋邦弘氏が率いる翁達磨一門による打ち立てのそばを堪能。そばの他にも、ホテルメイドのスイーツや、同ホテル日本料理料理長が手掛ける美食を愉しめる。また、鶴齢醸造元 青木酒造の日本酒飲み比べを提供。キレの良い淡麗な造りでありながら、押し味として米本来の旨みを最大限に打ち出した味わいは、そばとの相性はもちろん、料理との相性も抜群。
■リッチモンドホテルでは、全店に清掃AIロボットを導入する。
導入するのは、ソフトバンクロボティクスの業務用清掃ロボット「Whiz(ウィズ)」で、清掃作業の省人化やコスト削減のほか清掃の均質化が目的。
ウィズはフロントや廊下など主に館内の共用スペースで活用。カーペットをはじめとする床清掃に利用し、カビやダニ、花粉のほか、ゴミやホコリなどを除去する。ウィズは人工知能(AI)を搭載し、最初手押しで清掃ルートを覚えさせて2回目以降は自律走行で清掃。ホテルやレジャー施設などへの普及に力を入れている。まずは6月まで展開し、その後の活用範囲などを検討する。これまでの検証では清掃時間短縮や清掃品質の向上などの効果がみられたという。
■ザ・ベーシックス福岡(福岡市博多区)がオープンした。
米・ハイアットとの契約満了で昨年閉館した「ハイアットリージェンシー福岡」を改装した。吹き抜けの円形ロビーには高さ約8mの書架を6本設け、編集工学研究所が選定した世界の名著約5000冊の書籍を置く。本は借りて客室などでも読むことができる。客室数は238室、宿泊価格は1人1泊1万1000円~3万円台を想定。コーヒーやアルコール類を提供する宿泊者専用ラウンジやフィットネスルームも新設。カフェや美容室も入居する。
■熊本パルコが閉館・建て替えされ、上層階にホテルが入る新たな複合ビルが建設される。
現在のビルは老朽化が進んでいたための建て替えで、パルコは複合ビルに再度新業態店を出す。新業態店の内容については状況をみながら検討する。市中心部という好立地を生かし、パルコによる商業施設とホテルを融合させてにぎわいの創出につなげたい考え。
熊本市の「まちなか再生プロジェクト」の活用を検討する。市中心部の老朽ビルの建て替えを促し、街全体の耐震化を高める狙いの同事業は、容積率の割り増しや条件が整えば高さ制限の緩和も認められる。2023年の完成を目指す。入居するホテルの運営会社は未定。
■スマイルホテル静岡吉田インター(静岡県榛原郡)がオープンした。
旧ホテルたいほう吉田がリブランドオープンしたもので、スマイルホテルチェーンとしては全国54店舗目、静岡県内では3店舗目となる。客室は、シングル・ダブル・ツインなど全80室、4名利用可能なツインも設定した。バスタブは足を伸ばしてゆったり浸かれるワイドサイズとしている。
場所は、東名高速道路「吉田」ICより車で1分、JR東海道線「島田」駅より車で約17分の立地。コンビニまでは徒歩1分、スーパー・薬局・飲食店までは車で2分。
■ホテルアンテルーム那覇(沖縄県那覇市)が開業した。
泊港に近接した港湾エリアで、コンセプトは「アート&カルチャー」。アートワークで覆ったエントランスや、フロントエリアに併設するギャラリー、客室、共有部など随所に配したアートなど、ホテル全体で沖縄のアート&カルチャーを体感できる空間が特徴。隠れ家的な立地を活かし、沖縄のリアルタイムなアートやカルチャーを感じられる場所として、旅行者と地域の人々がゆるやかに出会い、つながりを楽しめる新しい暮らしのシーンを創出するホテルを目指す。客室は、全8タイプ・全126室。ダブル・ツイン・トリプル・フォース・スイートなどで、全室ハーバービューとした。ツイン・トリプルでは、国内外で活躍するアーティストとコラボレーションするコンセプトルームも設定した。場所は、ゆいレール「美栄橋」駅より徒歩約10分、那覇空港より車で15分の立地。国際通りまでは徒歩15分。
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