マットレスを連結・ジョイントする理由
ホテルや旅館などの宿泊施設では、宿泊されるお客様が、お一人の場合、お二人の場合、三人の場合、四人の場合・・・と、さまざまです。
宿泊されるお客様のパターンによって、客室のベッドのサイズや配置を流動的に変えることが出来る様にしておくのがホテル側・旅館側としては理想です。
本日は、それに対応すべく、マットレスを連結・ジョイントして、色々なお客様の宿泊パターンに対応できる方法をご紹介します。(ご家庭のベッドでも導入が可能です。)
マットレスのジョイント連結の方法
最近、巷では、あとづけで、マットレスとマットレスの隙間を埋めるアイテムも出ていますが、それですと、どうしても、マットレスの微妙な振動により、徐々にマットレスとマットレスが離れてしまうことがあります。
一方、ホテル旅館の客室のマットレスでは、マットレスとマットレスが動かない様に、しっかり留めておける様なジョイント連結方法を採用しています。
たとえば、カップルで泊まられる場合は、ツインルームかダブルルームが基本・・・
小さなお子様が一人二人といらっしゃるご家族で泊まられる場合は、トリプルルームやフォースルームなど、ご家族でひとつのベッドで寝て頂ける形が理想です。
普段、ツインルームやダブルルーム等、客室の形状を固定してしまうと、柔軟に対応できませんので、ホテルでは、ベッドとベッドを(マットレスとマットレスを)連結(ジョイント)する方法が取られています。
ホテル・旅館では、予め、マットレスとマットレスのエッジ部分に付けられている被せ式の業務用マジックテープで、マットレスとマットレスをしっかりと完全に連結・ジョイントします。
連結されているジョイント部には、出ている方(A)と受けの方(B)がありますので、しっかりと連結ジョイントされますし、しかも着脱も簡単です。
ピローソフト仕様の「有り」「無し」で異なるジョイント部
ちなみに、マットレス表面の「ピローソフト仕様」が「無しの面」の連結ジョイントと「ピローソフト仕様」が「有りの面」の連結ジョイントでは、ジョイント箇所が少し異なります。
マットレス何台でも連結ジョイントが可能
さらに、この連結ジョイント部を、マットレスの左・右、両方に付けておけば、三台のジョイントも可能になります。女性のベッドメイク担当者でも簡単に連結の着脱作業が可能です。
さらに、x 4台とか x 5台とか・・・も連結は可能です。ただ、お部屋の広さに限界もありますので、2~3台程度までが一般的です。
尚、「ジョイント部」は、マットレスのエッジ部分に付いている仕様で、特に邪魔になるものではありませんので、ジョイント仕様にされておかれて、ジョイントせずに使われても全く問題はありません。
まとめ
このように、ホテル・旅館向けの業務用のマットレスは、とても機能的な柔軟性をもって設計されているのです。
さらに、その上から、「大きな一枚物仕様」のベッドパッドやボックスシーツでベッドメイクすれば、ジョイントされたベッドに一体感が出ます。
このホテル・旅館のマットレスのジョイント連結仕様は、一般のご家庭でも大変便利に使える仕様ですので、自宅への導入を検討されてみては如何でしょうか・・・??
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◇ご参照 ホテル客室必須アイテム ;
ベッド ホテル シーツ ホテル ベッドカバー ホテル 枕 ホテル
ベッドスプレッド サータ 和室 ベッド ベッドスロー
大きいサイズ ベッド サータ ホテル マットレス
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