ホテル業界ニュース20191230

ホテル業界ニュース

■フォーシーズンズホテル京都(京都市東山区)では、パナソニックの茶筒型のワイヤレススピーカーを導入した。
導入したスピーカー「響筒」は、パナソニックが京都の茶筒の老舗「開化堂」と共同開発されたもので、手に持って蓋を開けると徐々に音が広がる。2月末までホテル内の茶室に設置して、東山など京都の名所の環境音を流すという。同ホテルは宿泊客の大半が訪日外国人。外国人宿泊客らが自由に触れ、日本の伝統を楽しめるようにする。パナソニックは2015年から京都の伝統工芸の工房と共同で家電を開発するプロジェクトを進めており、響筒はその一環だという。

■箱根・強羅 佳ら久(神奈川県足柄下郡)が来秋オープンする。
施設の名称は、自然・歴史・文化が豊かな箱根・強羅で、「めでたいこと、佳きことが、久しく続くように」という思いを込めて命名された。オリックス不動産の旅館・ホテル運営の事業ブランド「ORIX HOTELS & RESORTS」の施設となる。日本の伝統や文化を大切にしながら、快適な機能性も兼ね備え、新しい滞在の仕方を提案できる施設を目指す。全客室に備えた温泉露天風呂に加え、3種類の貸切風呂や2種類の大浴場を設置、強羅屈指の眺望を楽しめる。その他、館内には2つのレストランのほか、水が流れるテラスなどを設置するという。

■センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区)では2月1日より、札幌芸術の森美術館で開催される「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術」とコラボした特別メニューを提供する。
同展では、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャの幼少期の貴重な作品、自身の蔵書や工芸品、20代に手掛けたデザインやイラスト、そしてミュシャの名前を一躍有名にしたポスターなどおよそ250点が展示される。コラボメニューは、23階スカイレストラン「ロンド」と2階ティーラウンジ「フォンテーヌ」で、ミュシャの描く女性の髪や草花が織りなす優美な曲線、それに星や宝石がちりばめられ、アルファベットの「O」や「Q」のような円環を取り入れた「線の魔術」ともいえる繊細で華やかなミュシャの作品からインスピレーションを得たフレンチとオリジナルティーを提供する。いずれのメニューも、学芸員により色合い・バランス・世界観などチェック済みだという。2月29日まで。

■水庭の旅籠すみよし館(静岡県伊豆の国市)では1月5日より、ムスリム向け宿泊プランの提供を開始する。
同地区にムスリム対応の宿泊施設がないことに着目し、約3ヶ月の準備期間を経て提供を開始する。ハラール認証を取得した食材とサラダ・フルーツを中心とした夕食・朝食を用意するほか、近隣にハラール対応の食事処が少ないため、必要に応じてハラール認証を取得した昼食も用意するという。さらに、1日5回の礼拝をストレスなく行ってもらうため、礼拝マットやウドゥ用のタオルの貸し出しを行うほか、礼拝時間を避けた食事の提供などにも対応する。また、家族以外に肌を見せないムスリムは、不特定多数の人々が一同に入浴する温泉や大浴場を避けるため、貸し切りの露天風呂(家族風呂)も提供するという。

■ホテルリボーン野幌(北海道江別市)がオープンした。
JR「札幌」駅から快速列車で15分または普通列車で22分のJR「野幌」駅隣接徒歩1分、新千歳空港より車で55分の立地。「野幌」駅の新しい街の顔として、関わるすべての人がワクワクドキドキする「場」を目指す。客室は全65室、7タイプ。レストランでは「ごちそう野菜の朝ごはん」(バイキング形式)や、ランチメニューを提供する。同ホテルは、江別市の交流センターも併設、人と人、地域を結び合わせる拠点の役割を担い、65の客室とレストランで寛ぎを提供する。

■ホテル改築シュミレーションゲーム「Hotel Renovator」が公開を予定している。
インディーゲームデベロッパーのThe Dust S.A.が開発。プレイヤーはホテルのオーナー兼改築屋となって、自ホテルがより良いものとなるために改築を施していく。客室のサイズも自由に変更することができ、プールやレストランなどもホテルに加え、5つ星ホテルを目指せるという。近日公開予定だという。

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