皆さんは、海外への旅行や出張などでホテルに泊まった際、「あれ?ベッドの感じが日本と違うな・・」と感じたことはありませんか?

実は、日本のホテルと海外のホテルでは、ベッドのサイズ規格、硬さ、構造に至るまで、大きな違いがあります。今回は、日本とアメリカに絞って、文化やライフスタイルの違いが反映された、ホテルのベッド事情を徹底解説します。
サイズが全く違う!「セミダブル」は日本独自の文化?
まず、最も分かりやすい違いが、ベッドのサイズ(横幅)です。特に注意したいのは、「キング」や「クイーン」といった、日本と同じ呼び方でも、アメリカのホテルのベッドの横幅が異なる点です。

たとえば、日本のホテルで最も多く納入されているサイズは「セミダブルサイズ(1,230mm幅)」です。「セミダブルサイズ」は、ツインルームやシングルルーム等で多用されています。
たとえば、日本のホテルで、オープン前に、ホテルのモックアップルーム(モデルルーム)を1~2部屋、試しに作る場合があります。その場合、納入されるベッドのサイズは「セミダブルサイズ」が一般的です。モデルルームでチェックされるほど、「セミダブルサイズ」は、日本のホテルでは、代表的なサイズといえるでしょう。
最近は、シングルルームという名称の客室でも、ベッドは決してシングルサイズでなく、セミダブルサイズ(あるいはダブルサイズ・・等)が納入されています。

ただ、アメリカのホテルでは、「セミダブルサイズ」のベッドは、ほぼ見られません。
そもそも、アメリカのホテルでは、「シングルルーム」という呼び方をしておらず、1名で宿泊する場合でも、用意される部屋の多くは以下のタイプになります。
・King Room (キングルーム):キングサイズベッド1台
・Queen Room (クイーンルーム):クイーンサイズベッド1台
・Double Room (ダブルルーム):ダブルサイズベッド1台
つまり、部屋の分類は「1人利用」ではなく、「ベッドのサイズと台数」で決まることがほとんどです。宿泊人数が1名であっても、キングやクイーンといった幅の広いベッドが提供されます。

また、日本の「ダブルサイズ(1,400mm幅)」は、アメリカでは「フルサイズ」と呼んで「1,350mm幅」と、日本の「ダブル」より少し狭く、1人用とされることが多いサイズです。日本ではもともとカップルが二人で寝ることを想定して「ダブルサイズ」と呼んでいますが、最近では日本でも、カップルで「ダブルサイズ」はちょっと狭すぎと感じられる傾向が多いようですので、決してダブルサイズは二人用ではなくなってきています。
また、「キングサイズ」は、日本では「1,800mm幅」ですが、アメリカの「キングサイズ」は、日本のキングサイズよりかなり幅広で、1,930mmと、日本では「K-1サイズ(二分割ジョイント仕様)」に該当します。
以上のようなことから、日本のホテルに慣れている人がアメリカで「ダブル」を予約すると、予想より狭く感じるかもしれません。
広いベッドでゆったり眠りたい場合は、アメリカでは「キング」や「クイーン」を選ぶのがおすすめです。
硬さが違う!硬め好き vs 柔らかめ好き
寝心地(マットレスの硬さ)の好みにも、文化的な違いが見られます。

日本のホテルでは、もともと「和」の布団の文化の影響もあり、比較的、硬めのマットレスが好まれる傾向にあります。
日本のホテルの多くは、比較的しっかりとした寝心地のマットレスを導入しています。腰痛対策として硬めのマットレスを採用しているホテルも多くあります。

ちなみに、当サイト「一流ホテルのベッド」へのお客様からの問い合わせの中にも、「しっかり目の寝心地を希望」とか「柔らかすぎるのは苦手」等という問い合わせが多くなっています。もちろん、硬めとはいっても、ホテルのベッドでは、十分なクッション性は保たれていますので、柔らかさとしっかり感の両方を兼ね備えた寝心地が好まれる傾向にあります。

一方、アメリカのホテルでは、:一般的に、柔らかめの寝心地が好まれる傾向にあります。
体が包み込まれるような、フワフワした柔らかい寝心地が好まれる様で、マットレスも厚く、体が沈み込むような感覚が好まれています。

ちなみに、当サイト「一流ホテルのベッド」では、アメリカ人の好まれる柔らかさと、日本人に好まれる「しっかり感」の両方を満たす寝心地のベッドをお届けしていますので、ホテルの日本人宿泊客だけでなく、最近増加している外国人観光客にも人気です。
構造が違う!アメリカは「三層構造」が主流
アメリカのホテルのベッドは、なぜ背が高いのでしょうか?その秘密は、独特な3層構造にあります。

マットレス
マットレス自体は、日本のホテルでも最近は以前と比較して厚めになってきていて、特にスイートルームではかなりのボリューム感のあるマットレスが採用されていますので、さほど日米での差はなくなってきているといっていいでしょう。

たとえば、当サイトの「パーフェクトスイート」は、マットレスだけで36センチ高、「グランドプレミアムホテル」は、同じくマットレスだけで43センチ高です。(ラインナップによってマットレスの高さ(厚み)は少しずつ異なります)

余談ですが、昔の日本のビジネスホテルでは、上・下セットで(下部ボトムも入れて)、床からマットレス上面まで約40センチ程度ということもありましたので、マットレスだけで43センチ高は圧巻ですね。
ボックススプリングボトム/ファウンデーション(土台)
マットレスの下に置かれるボトム(コイルスプリングの組み込まれた土台)。

この「ボックススプリングボトム」が、上のマットレスから受ける衝撃を吸収し、耐久性を高める役割も果たしています。(通称 ; ダブルクッション構造)
金属製ベッドフレーム
米国のホテルで日本のホテルとで最も異なる仕様は、この部分でしょう。上記の通り、マットレスのクッション性とボトムのクッション性を、通称「ダブルクッション」と呼んでいますが、米国のホテルでは、さらにこの下に、別のスチール製(あるいは木製)のフレームがあることが多いのです、

地面に接する金属製のシンプルな枠組みです。ボックススプリングボトムとマットレスを乗せ、ベッド全体に高さと安定性を与えています。固定脚・キャスターは、このスチールの枠組みに取り付けられています。(あるいは脚部なし)

一方、日本のホテルでは、マットレスの下のボックススプリングボトムに直接、固定脚・キャスターが固定されますので、上記の金属製のフレームは使われません。

この構造の違いが、ベッドの高さにも反映されています。
この両者で、どちらが良いとは中々言い難いですが、米国人より平均して体格が小柄である日本人にとっては、あまり高さがあり過ぎるベッドは、(特に高齢者や身体に不自由のある方等)、ベッドの上にのりにくいという点もあるでしょう、

また、三層になっていることで、設置や移動も、かなり重量感がありますので、作業が大変であるというデメリットがあるかもしれません。その点、日本のホテルベッドでは、比較的に軽量且つ頑丈で耐久性も高く、移動もし易い仕様といえるでしょう。

いずれにしても、寝心地の核となる、マットレスとボトムの「ダブルクッション」構造により、高い体圧分散性と耐久性を実現し、ホテルならではの快適な寝心地を提供しているという点では、日本のホテルもアメリカのホテルも同じです。
まとめ
「睡眠」という人間にとって大切な要素も、その周辺は、各国の文化や慣習、子供の頃から馴染んできた習慣など、「食」や「衣」の文化と同様、地域によっても大きく異なります。

ちなみに、当サイト「一流ホテルのベッド」では、米国の有名高級ブランド「サータ(Serta)」のベッドのラインナップの中でも、普段、一般の家具店・ホームセンター市場には流通していない、高級ホテル市場向け専門のラインナップを、特別に、一台から個人のお客様にもお届けしています。
ブランドは米国ブランドでも、工場は日本(広島)のサータ工場で製造していますので、サータの高品質をそのままに、さらに日本人に合ったサイズ・仕様・寝心設計・製造・ご提供しています
如何でしたか?
皆さんも、もし今後、アメリカに旅行や出張で行く機会があれば、ホテルを予約する際に、ベッドの「サイズ」と「構造」の日本との違いを意識して、快適なホテルステイを楽しんでください。
最後までご覧いただき有難うございました。
━━━━━━━━━━━━━━━
◇ご参照 ホテル客室必須アイテム ;
ベッド ホテル シーツ ホテル ベッドカバー ホテル 枕 ホテル
ベッドスプレッド サータ 和室 ベッド ベッドスロー
大きいサイズ ベッド サータ ホテル マットレス
━━━━━━━━━━━━━━━













コメント