ホテル業界ニュース20240530

ホテル業界ニュース

一流ホテルのベッドです。本日もホテル業界の最新動向をお伝え致します。

■イビスバジェット大阪梅田(大阪市北区)がリニューアルオープンした。
同ホテルのブランドイメージであるUrban Sports(アーバンスポーツ)にインスパイアされたデザインでリニューアルした。新しいロビーフロアは、鮮やかな色彩の家具を複数設置し、スポーティーなイメージに生まれ変わった。華やかなビジュアルでもある「Playground」と呼ばれるエリアにはミニサッカーのゲーム機を設置し遊び心を加え、大人だけではなく、子供にも好評。また大阪の北エリアの代名詞である建物(スカイビル等)をイメージしたデザインを壁に描いており、海外など遠方から来たお客もホテルのロビーに足を運ぶだけで、大阪に訪れた感覚になるデザインになっている。客室のデザインは、バスケットボールコートやサッカーフィールドなどにインスパイアされ、イビスバジェットのブランドイメージであるUrban Sports を想起させるものとなっている。フロアごとにコンセプトがあり、ブランドカラーを基調にしたスタイリッシュなでデザイン。

■蓼科グランドホテル滝の湯(長野県茅野市)は、創業100周年を迎えたのを記念して、同じく創業100周年を迎えたエスビー食品と「創業100周年記念コラボ企画」を企画した。
エスビー食品の代表商品のひとつでもある”赤缶カレー粉”を使用したオリジナル料理「野菜たっぷり麻婆豆腐カレー」を、ホテル内の蓼科高原ビュッフェ「エルバージュ」で提供している。同ホテルは、「キッズデラックスルーム」「ベビーデラックスルーム」と、インドアパーク「蓼科キッズパーク」を新設しリニューアルオープン。キッズ&ベビー専用客室や館内専用施設が加わったことで、より子供連れの客が安心して宿泊出来るように取り計らっている。同ホテルのシンボルである滝を眺めることが出来る「庭園大浴場」をはじめ、滝ノ湯川を眼下に臨む「渓流露天風呂」、3種の異なった趣の「貸切風呂」を利用出来る高原リゾートホテルとして人気となっている。一方エスビー食品は、1923年に日本で初めて国産カレー粉の製造に成功したことをきっかけに創業して以来、スパイスとハーブのリーディングカンパニーとしての地位を確立。カレーやコショー、わさびをはじめとした香辛料・調味料など、食卓を彩る様々な商品を展開しており、同ホテルと同じく創業100周年を迎えた。そのエスビー食品が販売する看板商品が「赤缶カレー粉」。戦中~戦後の原料不足を乗り越え、創業以来培ってきたノウハウの集大成として1950年に発売された赤缶カレー粉は、カレー粉市場の売上トップシェアを誇るスタンダード商品となっている。

■ホテルオーレ(静岡県藤枝市)に、サンリオキャラクター「ハローキティ」とコラボした部屋が登場した。
1つは、ピンクのリボンに彩られたプリンセス気分が味わえるリボンルーム。もう1つはホテルオーレのある藤枝市をモチーフにしたオーレタウン。部屋の至るところにキティちゃん。キティで埋めつくされた部屋に宿泊すると、ホテルオーレの制服を着たハローキティのぬいぐるみをはじめとするオリジナルアイテムを手にいれることができる。キティファンにとってたまらない客室となっている。キティファンだけでなく、女子旅・家族旅・カッブル旅などで利用すれば忘れられない思い出になる客室。

■セントラルリゾート宮古島(沖縄県宮古島市)では、旅先でスムースに地域ならではの美味しい食事を味わってもらえるよう、平日限定で近隣飲食店「焼肉589」での夕食付プランを販売している。
同ホテルは街の中心地にあり、食事や買い物などをはじめ、島をまるごと遊ぶための最適な立地やサービスが整っている。今回コラボする「焼肉589」は同ホテルから徒歩1分、宮古島の西里通りにある焼肉店で、同プランで予約すると宿泊者限定セットメニュー&ワンドリンクサービスを愉しめる。同ホテルは、観光やビジネス利用等の人がリーズナブルに宿泊できるよう、通常は素泊まり又は朝食付きプランのみを販売しており、夕食はお客が自分で手配する。その際、施設周辺には飲食店はたくさんあるものの席が埋まっていることも多く、店探しに苦労するケースもあったという。そこで、今回宿泊予約するだけで夕食の店も自動的に確保できるプランを検討、「焼肉589」は実際に施設スタッフもプライベートで利用する地元民評判の店だという。

■アパホテル大分駅前(大分県大分市)が来年10月に開業する。
アパホテルが掲げる「高品質」「高機能」「環境対応型」のコンセプトを合わせた、新都市型のホテル。最上階には温泉大浴場を完備し、屋上のルーフトップバーからは大分市内の夜景を楽しめるという。場所は、日豊本線をはじめとする計3路線が乗り入れる「大分駅」から徒歩2分で、大分空港アクセスバス「エアライナー」の発着所である大分駅北口ロータリーに面した立地。大分県庁、大分市役所などの官公庁や金融機関、大手企業が集中し、大分経済の中心となるビジネスエリアに位置し、日本屈指の温泉地である「別府」からも特急ソニックで約10分と、観光利用においても利便性をもたらすエリア。会議と宿泊の融合を目的に、新都市型ホテルに会議室を併設したハイブリッドホテルとして、ビジネス・MICE需要ならびに観光地へ訪問するレジャー・インバウンド需要での用途を見込み、地域経済の活性化に寄与したい考え。地上12階建て、客室数255室(シングルルーム192室 ツインルーム63室)。

■中国・蘇州に「ホテルオークラ蘇州(仮称)」が2027年に開業する。
江蘇省初の「ホテルオークラ」ブランドのホテルとなる。場所は、産業団地「蘇州工業園区」に設ける。上海虹橋国際空港と鉄道の上海虹橋駅からそれぞれ車で約1時間、鉄道の蘇州駅からは車で約30分の距離にある。客室数は249室で、うち25室がスイートルーム。標準客室面積は42平方m。日本料理や中国料理などの飲食施設に加え、フィットネスジムや室内プールも併設する。ホテルは蘇州融和不動産が開発する複合商業施設の上層部に入居する。オークラがホテル運営を受託する形。蘇州融和不動産は住友商事、不動産会社マリモホールディングス、不動産事業を手がける蘇州圓融発展集団の3社が出資している。ホテルオークラのグループ会社が運営する「ホテル・ニッコー」ブランドのホテルは江蘇省で4軒運営。無錫市と蘇州市、泰州市、常熟市で展開している。

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