一流ホテルのベッドです。本日もホテル業界の最新動向をお伝え致します。
■ホテルオークラ神戸(神戸市中央区)では、兵庫県立美術館で行われる「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展の開催を記念し、観覧券をセットにした宿泊プランやレストラン・バーの優待特典を提供する。
兵庫県立美術館は、安藤忠雄建築の建物で、兵庫ゆかりの作家を中心とした作品10,000点以上を所蔵する。公園のある水辺の新都心「HAT神戸」に佇む西日本最大級の美術館で、ホテルからは車で約15分の距離に位置する。宿泊プランには、現代を代表するファンタジー文学「ハリー・ポッター」シリーズの底流にある魔法の歴史をハリーが学んだ魔法魔術学校の科目に沿って紹介する「特別展」の観覧券が付く。同展の観覧は混雑緩和のため日時指定となるが、同プランではチェックイン翌日の入場券があらかじめ用意されるので、ホテル特製の朝食を味わったあと、ゆっくりと美術館へ出掛けられる。11月6日まで。
■ロイヤルパークホテル(都内中央区)では、映画「マスカレード・ナイト」とのスペシャルコラボ商品として、スイーツ「マスカレード・ルージュ」、ノンアルコールカクテル「マダム・マスカレード」を発売している。
同ホテルは、東野圭吾原作の「マスカレード」シリーズでの取材協力や、映画第一作「マスカレード・ホテル」に続き、今作の「マスカレード・ナイト」でも、撮影ロケ地として使われたという関係から、今回もスペシャルコラボが実現した。1階ロビーラウンジ「フォンテーヌ」と、シェフズダイニング「シンフォニー」、スイーツ&ベーカリー「粋」では、パーティー会場をイメージした真っ赤なグラサージュが特徴のスイーツ「マスカレード・ルージュ」を販売。濃厚なチョコレートムースとキャラメリゼしたアーモンドのガトーショコラを、バラの香り豊かなフランボワーズとライチのムースで包んだ。「ホテル・コルテシア東京」のロゴをあしらったバニラのマカロンとマスカレードをデコレーション。映画を観ると、パティシエの仕掛けた”何か”がわかるかもしれないお楽しみも。また、1階 ロビーラウンジ「フォンテーヌ」と、シェフズダイニング「シンフォニー」、地下1階 メインバー「ロイヤルスコッツ」では、”マダム マスカレード”をイメージした、高貴な真紅のカラーのノンアルコールカクテルを用意。上品で華やかな香りと甘酸っぱいクランベリーが口いっぱいに広がった後は、スパークリングの爽快感を感じられる一杯。金粉のマスカレードとアラザンをあしらったグラスで映画の世界観を表現。グラスを片手に、至福のひとときを過ごせる。10月31日までの期間限定。
■キンプトン新宿東京(都内新宿区)では、レディースアパレルブランド「GRACE CONTINENTAL」とコラボした「GRACE CONTINENTAL x キンプトン新宿東京スペシャル宿泊プラン」を販売している。
7月にデビューしたGRACE CONTINENTALの新ライン「LIFE STYLE WEAR」の発売を記念した宿泊プラン。同プランの利用者は、滞在中ホテル内でLIFE STYLE WEARを着用できる。また、GRACE CONTINENTAL特典付きのディストリクト アフタヌーンティーも利用可能。9月30日まで。
■皆美館(島根県松江市)では、JALのファーストクラスで提供される機内食を期間限定で提供している。
日本海、宍道湖、中国山地をはじめとする島根県産の食材を用いて、受け継いできた皆美伝統の味を取り入れたメニューとなっている。また、特別企画として、監修メニューにちなんだ特別御膳「神在 Kamiari」を庭園茶寮みな美で販売している。奥出雲ポークや達磨鯛など機内食では一品しか味わえないメインディッシュを全て一度に食べられるという。10月末まで。
■フレイザーレジデンス難波大阪(大阪市浪速区)では、大阪のモノづくり企業とコラボし、大阪発のユニーク調理家電が体験できる宿泊プランを発売した。
外出自粛が広がるなか、全室にキッチンを備える同ホテルにユニーク家電を設置することで、新たな「おこもりステイ」を提案する。ペヤング専用ホットプレート「焼きペヤングメーカー」などを手がけるライソン社が協力。宿泊プランでは、同社の「ギガたこ焼き器」「せんべろメーカー」「焼きペヤング」「回転寿司トレイン」「チーズフォンデュ」の5製品を客室に用意。調理を楽しみながら特別な滞在を提案する。密を避けながら、ユニークな家電で新しい食体験を提案するのが特徴。調理する食材は宿泊者に用意してもらうが、卓上燻製器、トースター、わたあめメーカー、ハンディクレープメーカー、流しそうめん器、イルミネーションスピーカーなども希望に応じて貸し出すという。
■ホテルでQRコードを読み込むとタクシーが来るというアプリを色々なホテルが導入している。
モビリティテクノロジーズが展開するタクシーアプリ「GO(ゴー)」は、QRコードを読み取るだけで出発地を自動入力できるホテル向け配車機能を開発、199ホテル約4万室への設置を開始したという。ホテル配車機能は、ホテル客室内に設置されたPOPに記載されたQRコードを読み取るだけで、出発地が自動入力されたGOの予約画面に遷移。土地勘がない場所でも、客室内から自身のスマートフォン一つでタクシー手配が簡単にできる。また、25分後から7日後までの希望日時にタクシー手配ができる「AI予約」機能を活用することで、宿泊翌朝のホテル発のタクシー手配も可能。ホテルのフロントではタクシー手配を代理で行う場合があるが、朝の時間帯、チェックアウト業務と同じタイミングでタクシー手配が発生することでフロント業務が逼迫されてしまうなどの課題があった。このような課題解決に向け、タクシーアプリ GOでは、QRコードの読み取りでタクシー予約が可能となるホテル配車機能を開発したという。ワシントンホテルや京急EXインをはじめ、大手ホテルチェーンを中心としたローンチパートナーが、すでにホテル配車機能用POPの設置を開始。今後、首都圏・京阪神・名古屋・札幌・福岡など大都市圏のホテルを中心に、客室内へのPOP設置を進めていく計画。
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◇ご参照 ホテル客室必須アイテム ;
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