ホテル業界ニュース20190715

■ハレクラニ沖縄(沖縄県国頭郡)が7月26日、オープンする。
米・ハワイのワイキキにあるラグジュアリーホテル「ハレクラニ」の海外初進出ホテルとなる。
沖縄海岸国定公園内、全長1.7㎞の白浜のビーチに面しており、エメラルドブルーの海、ロマンチックな夕日を満喫できるロケーション。
「ハレクラニ」の名前の由来は、ハワイに1883年に建てられた木造2階建の家が、1907年に「ハウツリーホテル」という名のレジデンシャルとして開業し、1917年にキンバル夫妻がこのホテルを買い取り、「ハレクラニ」ハワイ語で「天国にふさわしい館」と名付けたという。
今回オープンする沖縄は、客室360室、すべてがオーシャンビュー。「デラックスオーシャンビュー」は、広さ50平方mあるゲストルームタイプの中の一つで、美しい海を間近に感じられるテラス付き。また、スイートルーム最大294平方mの広さを誇る「オーキッドスイート」は、プラーベートプール、ジャグジー、テラスダイニングなどを備えた、沖縄最高峰クラスのラグジュアリーを堪能できる空間。その他、夕日を眺めながら屋外のジャグジーが満喫できる「ハレクラニスイート」や、ビーチフロント最上階にあり、リビングのワイドウィンドゥからパノラマビューが楽しめる「オーシャンテラススイート」、コーラルブルーの海と幻想のサンセットを目の当たりにできる「コーラルスイート」など、特別なひと時を過ごせる客室を揃えた。
また、ホテル内には4つのレストランと1つのバーを開設。同ホテルでしか味わえないオリジナルメニューを堪能することができる。また、リゾート内には、150万枚のモザイクタイルを使用したハレクラニを象徴するオーキッドプールをはじめ屋内外に5つのプールがあり、好みの場所でくつろぎの時間を満喫できる。

■羽田エクセルホテル東急(都内大田区)に「スーペリアコックピットルーム」が登場した。
同ホテルは2004年12月1日に羽田空港国内線第2旅客ターミナル直結のホテルとして開業し、今年15周年を迎える。これを記念して、ボーイング737-800を模したフライトシミュレータを設置した客室を開設した。
同客室では、実際に飛行経験のある元機長をはじめ、機器に精通したインストラクターの指導のもと、羽田~伊丹のルートを使った飛行機の操縦ができる「フライトシミュレーター体験プラン」と、「スーペリアコックピットルーム」に宿泊し、客室空間から羽田空港の空の風景を堪能できる宿泊プラン「フライトシミュレーター雰囲気体感プラン」が体験できる。

■愛媛県の大洲城は、天守閣に泊まれる1泊100万円の宿泊サービスを開始する。
大洲城は、江戸時代から残る4つの櫓が国指定の重要文化財。天守は、古絵図などを参考に2004年に木造で往時の姿を再現した。日本城郭協会からは「日本100名城」にも選定されている。
プランでは、4層高さ19mの天守全体を年間30日ほど宿泊施設にする。期間内に限り、畳を敷き、家具類を入れるなどして豪華な内装を演出。浴室、トイレといった水回りは景観に配慮しながら二の丸や本丸に設置する考え。地域の旬の素材を使った食事を天守で食べてもらうほか、堀で船遊びを楽しんでもらうなど「城主体験」メニューを宿泊とセットにし、完全予約制で2人1組で1泊100万円を想定しているという。
また、長崎県の平戸城でも、平戸市が宿泊業者や日本航空などと連携し、来年7月にも宿泊客を受け入れるという。
観光庁は、新たな観光資源として「城泊」の取り組みを支援しており、事例が増えるか注目されている。

■ホテルモーニングボックス大阪心斎橋(大阪市中央区)が9月にオープンする。
創業34年、大阪心斎橋のカプセルホテル「サンプレイン長堀」が、新たなホテルとして生まれ変わるもので、「サンプレイン長堀」のアットホームな雰囲気を引き継ぎ、「自宅のようなくつろぎを与える」ホテルをコンセプトに、リニューアルを目指す。デザイナーは、”三次元の冒険家”と呼ばれる「匠」西濱浩次氏が監修。外観に現在のアーチ型の大窓を残しながら、一軒家をイメージして、玄関や庭に見立てた設計デザイン。宿泊者用の共用キッチン、リビングのようなソファラウンジ、男女別大浴場も設置。館内全体を自宅のようにくつろいで過ごしてもらえるような、新しい宿泊スタイルを提供する。

■映画「ホテル・ムンバイ」が9月27日から公開される。
2008年にインドの商都ムンバイで実際に起きたイスラム武装勢力による同時多発テロを題材としている。ホテルに3日間閉じ込められた500人以上の人質の多くが生還を果たした裏で、プロとしての誇りをかけて、宿泊客を救おうとしたホテルマン達の知られざる真実の物語を描いた。
「スラムドッグミリオネア」で主演を演じたデブ・バデルが、自らの命を危険にさらしてまで宿泊客の守ろうとする給仕役を演じるほか、「君の名前で僕を呼んで」「ビリーブ 未来への大逆転」のアーミー・ハマーがアメリカ人旅行客のデヴィッド役として出演。監督は、これまで短編映画で評価を得ているオーストラリア出身のアンソニー・マラス。

■韓国・ソウルの「ボヌム1957」は、邸宅を改装してオープンしたブティック型ホテル。
伝統家屋の韓屋(ハノック)が連なるソウル・北村(プクチョン)の丘の上に位置する。
貿易に特化した財閥企業で知られる「サムファグループ」の邸宅を改装してオープンした情緒溢れる韓屋造りが特徴。長い歴史を持つ韓屋がずらりと並び、豪華な雰囲気に醸すこの施設では、広々とした中庭で植物や伝統的インテリアを楽しみことができ、高級ホテル並みのサービスを提供する韓国風の客室を備える。また、韓屋のテラスから眺めるソウル市内の景色は、日々の喧騒を忘れさせてくれるようなくつろぎの時間を演出する。朝食では本格的な韓国料理が提供される。

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