皆さん、ネットで買い物される際、気になるのは、商品そのもののお値段もさることながら、「送料」が気になりませんか・・?
せっかく商品自体は安いのに、送料を入れると、思いのほか高くなってしまったり・・・商品によっては、商品そのものより、逆に送料の方が高かったり・・・なんていう経験はありませんか・・?
本日は、この「送料」について、少しみてみたいと思います。
送料の計算方法は?
通常、運送会社が送料を計算する場合、主な要素としては、サイズ・重量、配送距離です。
荷物の3辺の合計や重量によって料金が変動します。
また、当然ながら、発送地から目的地までの距離によって料金が変動します。
送料無料とは?
そもそも、ものを遠方に運ぶ場合、実際には、送料無料というのは、あり得ません。
たとえ、自分個人で運んだとしても、ガソリン代や通行料、時間や労力などが費やされます。
まして、運送会社等の外部業者に依頼すれば、たとえ会社同士で特別な契約を交わしていたとしても、それなりの運賃の請求は発生しています。
たとえ「送料無料」と謳っているお店の場合でも、それは少なからず商品代の中に含まれているのです。
もちろん、全ての商品に万遍なく含まれている場合もあれば、戦略的にコストのバランスを取っている場合もありますので、それは会社によってお店によって異なるでしょう。
商品による運賃の差
たとえば、単価が高くて大きさが小さなものの場合、たとえば、ジュエリーや貴金属類、腕時計等・・・商品単価に含まれる実質の「送料」が占める割合はとても小さくなります。
一方、逆に、単価が安くて嵩張る商品の送料無料の場合は、商品価格に占める実質送料の割合はとても大きくなり、場合によっては、商品そのものよりも送料の方が高いなんてことも・・・。
お店によっては、○○円以上買えば「送料無料」なんていうケースもあり、少しでも単価を大きくして送料の比率を下げようとします。
ベッドやマットレスの場合
一般家庭の中で、大きくて送料の大きそうなアイテムは・・・と見回してみると、やはり家具やベッド/マットレス類ではないでしょうか。
箪笥などの家具類は、最近の住宅では、住宅やマンションに造り付けのものが増え、以前より減ってきています。また、箱物の家具類では、組み立て式等もありますので、その場合は荷物は小さくなります。でも、ベッドやマットレスについては中のコイル構造等の関係もあり、中々荷物の嵩を小さくすることができません。
空気を運んでいる?
極端な例で言うと、もし、日本で作ったベッドを海外まで送ったとすると、ベッドやマットレスは大きくて嵩張る荷物ですから、まるで空気を運んでいる様なもので、莫大な運賃がかかってしまいます。
なので、基本的には、日本のホテルへは日本のベッド工場で作ってお届けし、海外のホテルへは、その国その国のベッド工場からお届けするのがベストな方法です。
当サイト「一流ホテルのベッド」の取り扱う「高級ホテルのベッド」も、まさに送料の占める比率が大きなアイテムになります。ブランドは米国ブランド”Serta”ですが、日本のSerta工場から(広島にあります)、日本全国のホテル向け、あるいは個人邸向けに出荷しています。
具体的海外ホテル事例
以前、その名を聞けば誰でも知っている日本の某大手航空会社のホテルが海外に進出された際、客室全室のベッドを受注して納品させて頂いたことがあります。
でも、当方は海外ではベッドを作っておらず、すべて日本工場製です。海外のホテルにベッドを届けるには、日本から送ったのではコスト的に莫大な送料がかかってしまいそうでした。
そこで、当サイトのブランド(米国”Serta”)のベッドを、当時、その国の近くでライセンス製造していた現地法人があり、そのホテル現場までは、その工場と連携して陸送で届けたことがあります。そして、その日本の航空会社の担当窓口の皆さんにもご満足を頂くことが出来ました。
やはり、同ブランドであれば、なるべくそのホテルの近くにある工場で製造して届けなければ、ホテルの場合、x 1台の価格差 x 台数ですので、100室、200室、300室・・・と、客室が多ければ多いほど、莫大な差になってしまいます。
日本のホテルへは、日本国内の工場から、アメリカのホテルへはアメリカ国内の工場から、ヨーロッパのホテルへは、ヨーロッパの工場から・・・という風になるべく近くの工場からお届けするのが理想です。
エリアによって有利不利が・・・?
さらに、同じ日本国内でも、エリアによって実質の運賃は変わります。
以前、日本全国に展開されている某大手ホテルチェーンの社長と商談した際、こんな疑問を呈されました。
当時は、「送料」については、その都度、エリアによって商品価格とは別に分けて計算してお見積書としてホテル側に提出していたのですが、その社長が仰るには、「チェーン内の、北海道のホテルにベッドを届けてもらう場合と、九州のホテルにベッドを届けてもらう場合とで、同じ商品なのに、送料が異なるというのは、ホテルによって不公平が生じるのでは・・・?」
さすがに大手ホテルチェーンの社長だけあって鋭い質問でした。我々メーカー側としては、場所が工場(広島)から遠い場合は、送料が異なるのも当然・・・という気持ちが内心あった一方で、ホテルを運営する側から考えると、確かに、各お店によって費用負担が大きく変わるわけですから、同じチェーンホテル内で有利不利が出てしまう・・・。
日本全国送料無料
それ以降、当サイト「一流ホテルのベッド」では、メーカー側の視点から施設運営側の立場に見方を変えて、「全国送料無料」を実現しました。
もちろん、北海道や沖縄や離島などにベッドを送る場合と、関東や関西などにベッドを送る場合とで、実際には運賃は大きく異なっています。それをすべてお客様に対しては全国一律で無料にすることで、どこに住んでおられるお客様にも、平等にお届けすることが出来る様になりました。
法人のお客様の場合でも、北海道や沖縄で施設を運営するお客様にも、離島で施設を運営するお客様にも、本州内で施設を運営するお客様と同じ条件同じコストで、有利不利なく、施設を営んでいただける様になりました。
まとめ
「送料無料」か、「送料別」か、またそのバランスを社内的にどうとっているか・・・等、会社によって、お店によって戦略的に大きく異なっています。
当サイト「一流ホテルのベッド」の場合、すべて「送料無料」で、ベッドは基本的に「部屋内搬入・設置まで無料」とさせて頂いておりますが(※)、皆さんも、ネットでお買い物される際は、各お店で送料がどうなっているのか、また、そのサービスレベルはどうか等・・・よく見極めてお買い物されることをおすすめ致します。
(※一部、離島では設置作業の対応が難しい場合もあります)
最後までご覧いただき有難うございました。
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◇ご参照 ホテル客室必須アイテム ;
ベッド ホテル シーツ ホテル ベッドカバー ホテル 枕 ホテル
ベッドスプレッド サータ 和室 ベッド ベッドスロー
大きいサイズ ベッド サータ ホテル マットレス
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